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2007年2月21日 (水)

本部長、大活躍!! 『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』10巻

『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』
10巻
を読みました。

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 10 (10)

著者:西 義之
販売元:集英社
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ペイジ本部長ヨイチは敵の情報を得るため、
山の怪の王となったイサビという魔法律家に接触するのだが、
激しいバトルとなり・・・、というの今回の展開。

この巻のペイジ本部長は変装を楽しむお茶目な面が全開だったり、
己の命を賭して戦いに挑む覚悟を見せたりと大活躍。

特に魔法律のルールを塗り替える「トロイのベル」
発動するシーンは、魔法律家の上層部をだしぬくしたたかさや、
教え子への深い愛情など、彼の魅力が前面に出て、
非常にかっこよかったです。^^

ただ、まあ、「トロイのベル」自体は反則臭いというか、
ルールを破って好き放題やる敵相手だからって、
こちら側もちゃぶ台ひっくり返すようなことやっちゃっうのは
本当にいいのか!!と思わないでもなかったり・・・・・・。

この巻読んだだけではちょっと釈然としませんでしたね。

あと、この巻から登場の毒島さんですが、こういう
大酒飲みの豪快お姉さんキャラは結構好きなので、
今後の活躍を期待したいと思います^^

巻末収録のおまけ漫画『死のカウントダウン』
初期の頃を思わせる1話完結の読み切り作品。

発端からオチまでの流れが綺麗にまとまっている点や
ムヒョが呼び出す使者のビジュアルのインパクトの強さなど、
読みどころが多く面白かったですね。

元々、学校の怪談的な話は大好きなので、
私としては正直、本編よりも楽しめました。

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2007年2月18日 (日)

絶望を、ぶった斬れ!! 『どろろ』

『ベルセルク』や『魍魎戦記マダラ』といった人気漫画に
多大な影響を与えてと言われている手塚治虫の漫画を
妻夫木聡柴咲コウ主演で映画化した『どろろ』を観ました。

Photo_11

日本の戦国時代を思わせる架空の世界を舞台に、
天下と引き替えに父が魔物と交わした契約によって
身体の四十八箇所を奪われたまま生まれた主人公百鬼丸
己の身体を取り戻すために野盗の少女どろろと旅をする
というストーリー。

私は原作をかなり前に読んだことがあるのですが、
細部のストーリーは忘れており、ほぼ基本設定しか
覚えていない状態だったので、特に先入観やこだわり
を持つことなく、和風テイストの伝奇アクション映画として、
純粋に楽しむことができました。

個性的な造形の魔物や建築物、独特の色味の映像に
独特の味わい
があって面白かったですよ。

特に百鬼丸とどろろの妖怪退治を痛快に描く前半は
アクション演出のキレが良く、見応えのあるシーンを
テンポ良く見せてくれてかなりスクリーンに引き込まれました。

観る前はちょっと雰囲気が甘すぎかなとも思っていた妻夫木聡も
暗く重い過去を背負ったダークヒーロー百鬼丸を好演。

かっこいいです!!

妻夫木聡いかにも好青年風で整った顔立ちであることも
私には手塚作品の主人公らしく映りました。

原作では子供の役をどう演じるのかが不安だったどろろ役の柴咲コウも
性別や年齢を感じさせない演技で、どろろを見事に表現しており、
キャスティングは成功だったかと思います。

Photo_12

ただ、この映画、前半のアクション路線から打って変わって、
後半からは家族の確執という人間ドラマが中心になるのですが、
その展開の持って行き方がやや強引に感じられたのは残念。

なんだか、前半と後半で違う映画を見ているかのような感じが

父役の中井貴一や弟役の瑛太が愛憎相半ばの複雑な感情を
巧みに表現していたのは良かったのですが、後半に集中して
彼らのことを描きこみすぎのような気が。

もう少し前半から百鬼丸の家族の動きも見せつつ展開した方が
後半で父や弟にも感情移入しやすくなって良かったのではと。

中盤で化物退治をダイジェストで見せるという手法も、
アクションしの出来が良いので充分に楽しめはしましたが、
ちょっと構成としては無理やりであまり美しくは感じませんでした。

とは言っても、全体的にテンポは良く、派手なアクションと
重厚な人間ドラマで2時間余りの時間を中だるみすることなく
楽しませてくれました

続きもあるような終り方でしたが、
もし編があれば、是非、観に行きたいなと思います^^

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↓原作コミック

どろろ (1) どろろ (1)

著者:手塚 治虫
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2007年2月 9日 (金)

破面編、本格始動!? 『ブリーチ』26巻

『ブリーチ』26巻を読みました。

BLEACH 26 (26) BLEACH 26 (26)

著者:久保 帯人
販売元:集英社
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26巻は戦闘力を失った織姫の葛藤を軸にストーリーが進行
出番がかなり多めでほぼ主役のような回でした。

で、織姫のドラマに焦点を当てたのが良かったのか、
この巻では前巻までの中だるみはかなり解消された感が。

物語自体もようやく長い前フリが終り、
本格的に前に進み始めたような雰囲気です。

ヴァイザードの面々と一護や死神と浅野兄妹の掛け合いなどの
ほのぼのしたギャグも中々楽しめました。

そして、今回はなんと言っても三度目のアランカル襲来戦の
描写がかなり見応えのあるものになっていた
のが良かったかと。

ガンガンいこうぜキャラのルピとボケッーとしたワンダーワイスと
いうタイプの異なる二人の新キャラの特性を生かして、
上手く緩急をつける演出の巧みさや、一護とグリムジョー戦での
迫力溢れる構図とコマの流れなど、作者の持ち味である
戦闘描写のセンスの良さが存分に発揮されていた
と思います。

ところで、今回もオマケ漫画がかなり面白かったです。

今回は女性死神協会の面々が海に行くために、
水着を買いに行くというエピソード。

死神同士の人間関係(というか力関係)が見えて笑えます。
特にマユリのネムへの外道発言は必見^^
そして、卯ノ花隊長が勇音に行う非道はさらに必見^^
実はマユリやギンを超えるドSなのかもしれませんね。

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2007年2月 4日 (日)

ネズミvs.ネズミ!!  『ディパーテッド』

マーティン・スコセッシ監督作品『ディパーテッド』
観てきました。

Photo_7

本作は警察とマフィアそれぞれがスパイを送りあい、
そのスパイ同士がお互いの正体を探りあうという
斬新な設定で大ヒットを記録した香港映画の大傑作
『インファナル・アフェア』をハリウッドがリメイクした作品

私はこのオリジナル版が大好きでして、
正直、このハリウッドリメイク版はどこまで、
オリジナルの完成度に迫れるのか、期待半分、不安半分。

スコセッシ監督と主演のレオナルド・ディカプリオという
組み合わせも正直、不安要素の一つだったり。
いや、スコセッシ監督は大好きな監督ですし、レオも別に嫌いでは
ないんですが、この二人が組んだ映画は今まで、
あまり良い印象がないというか・・・・・・。

でも、まあ、ジャック・ニコルソンに、マット・デイモン
アレック・ボールドウィン、マーク・ウォールバーグ、
マーティン・シーンとい豪華キャストを揃えられたら、
これは映画好きとして観ないわけにはいきません^^

Photo_10

で、観た感想としては、基本プロットは同じながら、
アメリカならではの文化や社会情勢が反映され、
オリジナルとはまた違った感触の作品に仕立てられていて
面白かった!!

仏教の思想に根ざしたオリジナルを、脚本家は上手くキリスト教の
宗教観に根ざしたストーリーに挿げ替えることに成功していたとも感じます。

賞を意識しすぎてか空回り気味だった前二作と違って、
スコセッシの演出もレオの演技も今回は本来の良さを発揮。

マット・デイモンもマフィアの犬で終わる気はさらさらない
野心家の刑事を熱演。

そして、何と言っても、マフィアのボス、フランク・コステロを演じる
ジャック・ニコルソンの圧倒的な存在感!!

ジャック・ニコルソンの演技に厚みがあることによって、
ボスの人生が作中で語られている訳でもないのに、スクリーンから
ボスが積み重ねてきた人生の重みが伝わってくるような錯覚が!!
この演技を見るだけでも映画館に行く価値ありですね。

Photo_9

監督の確かな演出と俳優陣の好演が、作品に緊張感を与えており、
サスペンス映画としてはかなり良い出来ですし、リメイクとしても
及第点以上の仕上がり
だと思いました。

ただ、まあ、似て非なる立場の男同士の奇妙な共感などの
哀感漂う要素がオリジナルでは魅力だったりするのですが、
そういった感傷的な要素が一切排除されていたり、下品な場面が
大幅増量されていたりするのは好みが分かれるところかと

私の個人的な意見としては、やっぱりオリジナルの方が好みではあります。

ヒロインの精神科医がなんとも安っぽい女にしか見えなかったのは
特にハリウッド版のいただけないところかなあ・・・・・・。

でも、ホント、犯罪映画としては完成度の高い作品。
特にオリジナル未見の人は純粋に二転三転する筋を楽しめるので、
オススメ
ですよ^^

↓オリジナル

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ところで、『インファナル・アフェア』って、
日本でリメイクしてみても、また違った味わいが出て
面白いかも知れませんね。

エリート刑事、実はマフィアのネズミ役に仲村トオル、
マフィア、実は潜入捜査官役に西島秀俊とかどうでしょう、
って、オリジナルの俳優のイメージに引っ張られすぎ・・・。

まあ、日本で警察とヤクザがお互いにスパイを送りあうという設定に
リアリティーを与えることはかなり難しいというか、無理っぽいなあ・・・。

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2007年2月 2日 (金)

生きてりゃいいことあるさ、な映画 『エリザベスタウン』

キャメロン・クロウ監督、オーランド・ブルーム主演の
『エリザベスタウン』を見ました。

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本作のオーランド・ブルームは弓の名手でも鍛冶屋でも海賊でもなく、
会社を傾けるほど多額の損失を出した靴デザイナー。

彼を現代ものの映画で観るのは初めてでしたが、
実直な好青年という役柄でなかなかはまっていました。

で、ストーリーはというと、仕事で失敗し自殺を決行をしようとした寸前に
父の死を知らされた主人公が、父の死んだ街エリザベスタウンで行われる
葬儀に向かい、その課程でキルスティン・ダンスト演じるヒロインや
親戚らと個性的な人々と出会うことで、再生していくという話。

縦軸が主人公とヒロインのロマンス、
横軸が父の葬儀における親戚一同の悲喜こもごもを描く
ヒューマンドラマという構成。

全体的に淡々とした構成でメリハリはあまりありませんが、
独特のユーモアが小気味良く、まったりゆったりとした
雰囲気が心地良い映画
に仕上がっていました。

ゆったりまったりとした雰囲気に癒され、
大失敗なんてたいしたことないよね、な気分に。

エルトン・ジョンなどポップスの名曲がBGMとしてふんだんに
使われているのも良いですね

楽曲を聴いているだけでもなんだか幸せな気分に慣れます。

選曲センスの良さは流石、キャメロン・クロウ監督。
「オレの(好きな)歌を聴け~」と言わんばかりの名曲オンパレード。
クエンティン・タランティーノと並ぶハリウッドの二大サントラ番長と言っても
過言ではないでしょう^^

あと、この映画で一番印象に残ったのは葬式のシーンでの
主人公の母の爆笑スピーチ

故人の分も楽しんで残りの人生より良く生きていこうっていう
気構えが清々しく、そしてなによりも美しい。

オーリーもダンストも好演してますが、このシーンが素晴らしすぎて
一番美味しい所はオーリーの母を演じたスーザン・サランドン
さらっていっていましたね。

唯一、残念なのは主人公とヒロインのロマンスと、
主人公と死んだ父のヒューマンドラマのどちらに
比重を置きたいのか、イマイチ見えてこない
ところ。

そのため、父の遺骨と共にアメリカを巡るラストの旅が
見ようによっては、ヒロインの恋の策略にはまっている
間抜けな主人公にも見えてしまったり。

正直、思い切って恋愛要素控えめで作ってくれた方が
私の好みではありました。

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