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2007年1月27日 (土)

もうすぐ、お別れ 『フルーツバスケット』22巻

『フルーツバスケット』22巻を読みました。

フルーツバスケット 22 (22) フルーツバスケット 22 (22)

著者:高屋 奈月
販売元:白泉社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

次巻で完結ということで、この巻では
とうとう十二支の呪いに決着が!
そして、透と夾の恋愛も・・・・・・、
と非常に盛り上がる内容。

いや~、クライマックスだけあって、
見所だらけの巻でした。

特に十二支の呪いとお別れする各キャラクターの反応は
読んでいてとても感慨深い
ものが。

十二支の呪いの真相である昔話も非常に切ないです。

限りある命だからこそ、さようならを前提としているからこそ、
出会いが輝くというか、生きていること、人との触れ合いが
貴く、愛おしく思えるということを実感。

いいお話でした。

さて、あとは23巻を残すのみ。
ラスト、感動の大団円が今から楽しみです。

あと、最終巻と同時発売のファンブック[宴]の充実度も
かなり気になっています^^

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↓当ブログ『フルーツバスケット』関連記事
みつけてくれてありがとう… 「フルーツバスケット」21巻

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2007年1月21日 (日)

大河ノベル開始!! 『刀語 第一話 絶刀・鉋』

西尾維新の最新作『刀語 第一話 絶刀・鉋』を購入。

刀語 第一話 絶刀・鉋 刀語 第一話 絶刀・鉋

著者:西尾 維新
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『刀語』とは今年1年、月1冊ずつ刊行され、全12巻で完結する物語
本書はその記念すべき第一話目となります。

しかも、著者初の時代劇風ノベルとあっては、西尾ファンとして
読み逃すわけにはいきません^^

で、早速読んでみました。

この手の連続刊行ものって、1冊あたりのページ数は少なめなのが
常なので、本書もサクッと読了。

ただ、本は薄くてもキャラと内容はしっかり濃いのが西尾節

西尾維新ならではの葉遊びの妙と、アクション描写の巧みさが
申し分なく発揮されており、本書も楽しめる仕上がり

体力バカという著者の作品としては極めて珍しいタイプの
主人公「鑢七花」も好感が持てる奴で気に入りました。

ヒロインの「とがめ」も『化物語』のひたぎに次ぐ「蕩れ」キャラとして
高いポテンシャルを秘めた感じで、今後のキャラ立ちが楽しみ。

ただ、今回の敵役、「真庭蝙蝠」が外道キャラな割りに、
イマイチ外道ぶりを発揮できずに散ってしまったのは惜しい限り。
この辺、もうちょっとページ数があれば、キャラを更に掘り下げられて
よかったかなと思いますね。

それにしても、刀を使わない剣術という主人公の流派にはびっくり。
時代活劇小説、漫画数あれど、これ程奇抜な設定もないですね。

今後、西尾氏がいかに『るろうに剣心』や『無限の住人』も真っ青の
トンデモ剣客らを登場させ、七花とどのようなバトルを
繰り広げさせていくのか、非常に楽しみです。

ところで、講談社BOX自体に関してですが、ボリュームに対して
やっぱり価格が高すぎるように感じますね。
少なくとも1冊1000円前後の価格帯は12ヶ月連続刊行企画を
やるには不向きかと。
途中からでも既刊分を買い集めることが出来、手に取りやすい文庫で
やるのが一番妥当な企画でしょう。

装丁にかかるコストの割りには、豪華というよりはチープな
印象の方が強いし、角川スニーカー文庫や電撃文庫と比べると、
格段に高い上にイラストの掲載数も少ない。

西尾維新のメイン読者層たる中・高校生にコストに見合った
満足感を提供できているとはとてもじゃないが思えません。

12冊刊行を終える前に講談社BOX自体が頓挫してしまわないか、
それが今のところ、『刀語』最大の不安要素ですね。

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↓当ブログ西尾維新関連記事
■ノベライズ
西尾氏ならではのノベライズ
「DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」

西尾維新とCLAMPの相性は抜群!
「アナザーホリック ランドルト環エアロゾル」


■化物語
「蕩れ~」は流行るのか? 『化物語(上)』
二冊で終わらせるには惜しすぎる 『化物語(下)』

■戯言シリーズ・人間シリーズ
ファンサービスも悪くない 『零崎軋識の人間ノック』

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2007年1月20日 (土)

正義と悪の境界線 『バットマン ビギンズ』

バットマンの誕生秘話を描いた『バットマン ビギンズ』を見ました。

バットマン ビギンズ バットマン ビギンズ

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2006/12/08
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『バットマン』シリーズはキャストが豪華なことで有名ですが、
本作は、クリスチャン・ベール、ゲイリー・オールドマン、
リーアム・ニーソン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、
キリアン・マーフィー、ルトガー・ハウアー、
そして日本からは渡辺謙といった名優が揃い踏みで、特に豪華。

華と実力を兼ね備えた名優の演技を見ているだけで、
何と幸せな気分になれる映画
になっております^^

特にマイケル・ケインは時に軽やかに時に重厚に、バットマンの
正体であるブルース・ウェインを見守る執事のアルフレッド役を
粋に演じており、惚れ惚れします。

ちなみに、渡辺謙に関して言うと、実はほとんど出番ありませんよ。
謙さん目当てで見る方は肩透かしくらわされますので、要注意・・・・・・。

さて、内容ですが、これがまた、なんともひねくれた
ヒーローアクション映画
になっていて面白かったですね。

なにしろ、アメコミなのに敵が変なコスチュームに
身をまとい超人的な力を奮う怪人ではない!
勘違い気味な忍者とかサイコな精神科医とか、
漫画らしいキャラクターは出てきますが、
基本的には悪役は割りと地味。

バットマンが何故あのような特殊な格好をするのか、
といった部分に焦点を当てひたすら現実的な意味を与えていく
あたりもアメコミヒーロー物としてはかなり異色。

ストーリー自体も単純な善と悪の対決ではなく、最終的には
テロリストすれすれの正義の味方同士がお互いのやり方の
違いを巡って対立する話

バットマンも敵対勢力も自分の信じる正義のために
法をないがしろにするわけですが、その正義のために
どこまで過激な手段を取るかの線引きに差があるわけです。

バットマンも正義を行うために悪事を犯すという面が強調され、
単純な正義の味方として描かれていない点に
深みがあって面白い
と感じましたよ。

また、「人はなぜ堕ちる?」「這い上がるためです」といった
考えさせられるやり取りもあって唸らされます。

で、極めつけはラストにおけるある登場人物のセリフ

これが、これから特殊な能力を持つ凶悪な怪人が出てくるのは
まずバットマンが活躍し始めたからなんじゃ?
という問題を提起していて実に興味深く、
ヒーローが先か、怪人が先か?
という、ありそうでなかった問題提起に新鮮味を感じました

もちろん、痛快なヒーローアクションとしてもかなり楽しめるので、
アメコミヒーロー好きなら満足できる作品と思いますよ。

そして、完全にバットマンの行為を肯定するわけでもなく、
ブルース・ウェインの人間としての葛藤を一歩ひいた視点で
描いた人間ドラマとなっていたのが好印象

『バットマン』は正直『フォーエバー』あたりから失墜した感が
ありましたが、『ビギンズ』で完全に復活しましたね。
見事な「這い上がり」に拍手です^^

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2007年1月17日 (水)

2007年最初の映画鑑賞 『エラゴン 遺志を継ぐ者』

新年最初の映画鑑賞として
『エラゴン 遺志を継ぐ者』を見てきました。

006

本作はかつてドラゴンに騎乗して戦う気高き騎士
ドラゴンライダーによって繁栄を極めたが、
今は独裁者が支配し圧政が続くアラゲイジア帝国を
舞台に展開される正統派冒険ファンタジー

ドラゴンに乗って飛翔する疾走感溢れるシーンなどふんだんに盛り込まれた
見せ場、貫禄ある演技で魅せる師匠役のジェレミー・アイアンズや
悪役のジョン・マルコヴィッチ&ロバート・カーライルら名優陣、
凛とした美貌が魅力的なヒロイン役、シエンナ・ギロリー
(『バイオ・ハザードⅡ アポカリプス』でジル役を演じた女優)など
見所は多くそこそこ楽しめる映画になっています。

002

ただ、ストーリー自体は農家の少年が勇者として目覚め、
師匠や美しいヒロインとの出会いを通して成長していくという
非常に王道に忠実な内容で、新鮮味には欠ける印象。

基本プロットが『スターウォーズ EP4』とほとんど一緒なので、
パクリと感じる人もいるかも・・・・・・。

まあ、『スターウォーズ』自体、神話学者のアドバイスを受け
世界中の神話から共通する筋を抽出して構成した英雄譚の
集大成的な話なので、王道の英雄譚である本作を
一概にパクリと言うことは出来ないわけですが。

ただ、『スターウォーズ』が古典的な英雄譚にSF要素を加え、
スペース・オペラという斬新かつ革命的な映画として成功したのに対し、
本作はあまり素材に手を加えずそのまま出しましたという感が・・・・・・。

本作の売りであるドラゴンライダーという要素も、海外・国内問わず
ファンタジー小説やゲームで先例がいくらでもあるので、
それだけでは独自性とは言えないし。

そう言えば、師匠が魔法の説明をするシーンは、ゲームの
チュートリアルを見ているかのようだったなあ。

013

ベタなストーリーでもキャラクターが魅力的であれば、
力押しで観客を引っ張れるかと思うのですが、
『スターウォーズ』のハン・ソロやダースベーダーに
匹敵する程の魅力を持った味方キャラや敵キャラは存在せず

全体的に綺麗にまとまっていて良く出来ているなあとは
思うのですが、パワー不足というか、少し物足りない作品ではありました。

決して悪い出来ではないので、二作目で化けることを期待して
続編も観に行こうかとは思います。

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2007年1月14日 (日)

天馬博士、登場!! 『PLUTO』4巻

『PLUTO』4巻を読みました。

PLUTO 4―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (4) PLUTO 4―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (4)

著者:浦沢 直樹,手塚 治虫
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『PLUTO』は、一応、手塚治虫作『鉄腕アトム』の一エピソードを
リメイクした作品
ではあるのですが、ストーリーは完全に別物で
浦沢直樹テイスト溢れる近未来SFサスペンスとなっています。

で、4巻なのですが、今回はある意外なキャラクターの退場や
作品全体の鍵を握るキャラクター天馬博士の登場など、
動きの多い巻でかなり読み応えあり

はっきり言ってこの巻、面白いです。

特に『鉄腕アトム』の発端となったあの有名な事故シーンが
浦沢氏の手によって再現されている点は漫画好きには
たまらないですね

ただ、謎が謎を呼ぶ巧みな展開と緊張感溢れる心理描写が魅力の
浦沢作品ですが、やや展開がゆっくりめなのが難点といえば難点^^
(巻末寄稿で西原理恵子にもつっこまれていたのには爆笑)

『PLUTO』も「500ゼウスでいいよ」やテディーベアーの意味、
この作品での「ゴジ博士」や「ボラー」、「天馬博士」の役割等
非常に気に謎ばかりがどんどん増えていくのでかなりやきもき。

もっと続きを読みたいのですが、もうこの巻はこれで終りですか、
といつも思ってしまいますね^^

ところで、4巻表紙の天馬博士を見て、「碇ゲンドウ」?って
思ったのは私だけ?

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2007年1月11日 (木)

今回も快調にかもしてます 『もやしもん』4巻

『もやしもん』4巻を読みました。

もやしもん 4―TALES OF AGRICULTURE (4) もやしもん 4―TALES OF AGRICULTURE (4)

著者:石川 雅之
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

沢木の特殊能力喪失やゴスロリ娘の驚愕の正体発表とか
一応事件はありますが、今回も基本はまったりゆるゆるワールド

それにしてもこの漫画、面白いんですが、どこをどう面白いか
説明するのは非常に難しい面白さなんで、感想書きにくいですね。

ゆったりとした農大ライフと、擬人化された菌が活躍する
ミクロの世界を眺めているのが、なんとなく楽しいというか。

さて、今回は樹ゼミ対UFO研の抗争がありましたが、
樹教授怒らせると怖いですね~。

なんか、さらに本気出すと細菌兵器作りそうだな、この人・・・・・・。

UFO研もいかにもな嫌がらせの手口と、蒼井君の痛さも笑えました。

あと、ゴスロリ娘の正体は予想していない展開だったので、
沢木君同様かなりビックリ
しました。

なんでもありだな~、この漫画。

あと、この巻は『のだめカンタービレ』コラボがあるので、
『のだめ』ファンも要チェックですよ^^

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↓当ブログ『もやしもん』関連記事
ゆるさに拍車「もやしもん3巻」

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2007年1月10日 (水)

銀魂流ハードボイル道入門!! 『銀魂』16巻

『銀魂』16巻を読みました。

今回の表紙は・・・・・・、

タバコ無しの松平片栗虎!!

銀魂 第16巻 (16) 銀魂 第16巻 (16)

著者:空知 英秋
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

空知さん、また負けましたね^^
土方の仇討ちならず、無念・・・・・・。

さて、本編ですが、今回は最初からシリアスな
エピソードで魅せてくれます。

前巻から続いた「ミツバ編」ですが、いや~良いエピソードでした。

銀さんも土方も沖田も近藤もみんないい男だね。
ホント、お前ら男の中の男だ!、と高田統括本部長状態w

クライマックスの銀さんと真撰組の連携プレイはかなりの迫力。
空知さん、画力もかなり上がってきてるなあ感心しました。

ところで、車を簡単にぶった切る沖田、
あなたの得物は斬鉄剣か何かですか?^^

つづく『こち亀』30周年記念エピソード「マユゾン編」
一転してひたすらギャグに徹した話。

掲載時のジャンプは『こち亀』お祝いムード一色だった訳ですが、
2週使って『こち亀』ネタをやってしまう空知さんには
他の連載陣以上のリスペクトぶりが感じられました。

銀さんが「マユゾン」と言って嬉しそうな桂や
謎の店長などネタが面白かった
です。

その次の「小銭形編」は夜盗を追うハードボイルドかぶれの
同心に銀さんら万事屋が協力する話。

ベルトコンベアの家族三世代ギャグなど、いかにも
銀魂お得意の人情ネタで笑わせつつ、最後はきっちり
ハードボイル道^^にキメてみせるのがニクイ
ですね。

ちょっとしたギャグがラストのシリアス落ちの伏線になってる
あたり、かなり構成に気を使うようになってるなあと。

小銭形・親父コンビはかなりいい味出てるで
今後もちょくちょく出てきて欲しいですね。

ギャグとシリアスのバランス調整が上手くとれてて、
『銀魂』の良さが上手く引き出されているのが良いです。

ラストを飾るのは万事屋&近藤&ヅラと九ちゃん&お妙&ブス軍団が
合コンをするというお話。

終始、東城の勘違いと暴走によりこの話は展開していくのですが、
いや、もう、東城のダメダメっぷりといったら、間違いなく
銀魂キャラNo.1と言ってもいい最低のダメっぷり
で笑わせてもらいました。

銀さんもマダオもこの人に比べたら、真人間ですよ^^

また、近藤&ヅラのボケボケコンビもかなりダメっぷり全開。
このコンビ、どちらかがツッコミに回る気配一切無しでひたすら
ボケ続ける姿が潔くすら見え、かなり素敵
ですね。

合コンがなぜか小学校の給食に置き換えられてしまう展開など、
この話も全体的にギャグが冴えてます

さて、ラストは銀さんと九ちゃんのフラグが成立ですか?な
オチとなったわけですが、次巻以降どうなるんでしょうね。
ちょっと気になる展開です。

それにしてもこの巻はギャグ・シリアス共にかなりキレのある
話が多く、かなり質の高い内容となっていましたね。
今後もこのクオリティーを維持し続けてくれることを願います。

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↓当ブログ『銀魂』関連記事
お登勢さんは表紙で堂々とタバコ吸ってたけどね 「銀魂」13巻
そろそろ山崎を表紙にしてやってもいいんじゃない?と思わなくもない 「銀魂」14巻
山崎、散る……。 『銀魂』15巻

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2007年1月 9日 (火)

アスマ、無惨!! 『NARUTO-ナルト-』36巻

『NARUTO-ナルト-』36巻を読みました。

NARUTO 巻ノ36 (36) NARUTO 巻ノ36 (36)

著者:岸本 斉史
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この巻は前巻で登場した暁の飛段&角都と、
猿飛アスマら木の葉の精鋭が対決
することになり、
そして、アスマが・・・・・・、という展開。

本格的な忍術バトルはサクラ&チヨバアVSサソリ戦以来だし、
連載初期から登場しているキャラクターの死亡エピソードなので、
かなり熱い話になるかと思ったのですが・・・

う~~ん・・・・・・

正直言って、イマイチ(--;)

アスマとシカマルら十班メンバーの信頼関係は知ってますし、
前巻からそれとなくこの展開を匂わせてきたのもわかります。
ただ、それでもドラマの感動を深めるための演出の積み重ねが
足りなすぎる
ように感じてしまいました。

第一、肝心の命を失うバトルの描き方が軽すぎる気が。
お互い本気を出す前の探り合い的な段階でアスマが死んでしまうので
今回、アスマの死で何を伝えたかったのかがわかりにくい。

まあ、死亡シーンのセリフ等で、三代目火影死亡時のテーマの
反復であることは理解できるものの、感情面での揺さぶりがないので、
心に伝わってくるものがほとんど無いというか・・・・・・

なんか、アスマさん無駄死にした感じがして、
そりゃ、あんまりだよ、って思いました。

今まで、バトルの中にきっちりと熱いドラマを描いてきただけに
今回のエピソードは非常に残念。

次こそ、少年漫画らしい心揺さぶる熱いドラマが展開する
渾身のバトルを読ませてもらいたいものです。

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↓当ブログ内の『NARUTO-ナルト-』関連記事
九尾暴走!!「NARUTO-ナルト-」33巻
サスケ、再登場! 「NARUTO-ナルト-」34巻
新修行開始! 『NARUTO-ナルト-』35巻

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2007年1月 8日 (月)

世界に挑んだ侍(日本代表)たちの記録である(嘘)
『さよなら絶望先生』6巻

『さよなら絶望先生』6巻を読みました。

さよなら絶望先生 第6集 (6) さよなら絶望先生 第6集 (6)

著者:久米田 康治
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

というわけで、5巻の時と同様にエピソードごとに
取り上げられたテーマと簡単な感想を・・・・・・
と思ったのですが、アレはかなり面倒だったので、
今回は印象に残ったネタをピックアップしてコメントを

手抜きですいません・・・・・・。
こんな手抜き記事を書く自分に絶望した!!
手抜きブログに絶望した!!

と、まあ糸色先生の物まねは置いておいて本題。

まず、最初の話「波に乗ってくるポロロッカ」ですが、
ドラマ化やアニメ化をきっかけに原作の漫画や小説に
はまった経験は私もありますが、なるほど、パチンコからってのも
あるんですねと、妙に納得した話。
それにしても最近は原作モノのパチンコ・パチスロ多いですね。
ところで、劇場版『幻魔大戦』のパチンコが出ましたが
あれはいくらなんでもマニアックすぎじゃないでしょうか。
一体、どれだけの層が響くのでしょうか・・・・・・。疑問です。

あと、今回収録分は丁度、サッカーW杯の時期にあたるので、
W杯ネタが連発
されているのが特徴。
結果が出る前の「ジーコの指示通り」から結果が出た後の「期待外れ」まで、
W杯の流れを念頭に入れて読むとなかなかニヤリとさせられます。
ところで、あの袋とじネタは『南国アイスホッケー』の頃と比べると
なんともおとなしくなったというか、方向性が変わったというか
絶望先生が枯れたのか、久米田先生が枯れたのか・・・・・・^^

共感できるネタが多かったのは「100万回言われた猫」。
少年サンデーネタは誰もが一度は口にしたことがあるはず。
あと、あのコマのサンデー編集部の背景にニヤリ
久米田先生から弟子へのエールでしょうか^^

その他、新キャラの加害妄想少女「加賀愛」登場の
「なんたる迷惑であることか!」も、「あるある」と頷くネタばかり。
ラストのマリアの一言も、まあ、的は射ているなあ。

それにしても、巻末収録の没になったカレンダー企画ですが、
なかなか良い品物なのではないかと。
久米田先生の本気が感じられるじゃないですか^^
製品化してあげましょうよ、講談社さん・・・・・・。

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   いや、ホントに期待してませんから・・・・・・。こんな手抜きブログに・・・・・・。
   絶望したー!! 絶望したー!!

↓当ブログ内の「さよなら 絶望先生」関連記事
社会派漫画に傾倒中!? 「さよなら絶望先生 4巻」
ギャグ漫画には毒が大切ってことですかね 「さよなら絶望先生」5巻

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2007年1月 7日 (日)

今回は小休止 『絶対可憐チルドレン』7巻

『絶対可憐チルドレン』7巻を読みました。

絶対可憐チルドレン 7 (7) 絶対可憐チルドレン 7 (7)

著者:椎名 高志
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この巻で、メインで収録されているエピソードは、
葵が主役のエピソードと紫穂と賢木が主役。

これまで物語を牽引してきた薫や兵部は今回おとなしく、
出番も少なめな上、「パンドラ」や「普通の人々」といった
敵対勢力との対決もなく、メインストーリーは小休止

そのため、もっとも地味な印象のする巻となっており、
番外編的な色合いの濃い巻となっていますす。

ただ、決して退屈な内容というわけではなく、
メインの二編は椎名高志の短編作家としての手腕が光る
仕上がりでキッチリ楽しませてくれます。

まず、葵主役のエピソード「葵祭り・京都ぶらりテレポート」は、
序盤で日本勘違い外人ネタ、彼女の父親ネタ、京都人ネタという
一つ一つは超ベタネタながら、それらベタネタを複合させることで
それぞれの笑いを引き立てきっちり笑いをとる
というベテランらしい
芸を見せてくれます。

つづいて、紫穂と賢木が主役の「タッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
まず、サブタイトルが秀逸

元ネタである映画も、かなりセンスの良いタイトルと感心したものですが、
このタイトルをサイコメトラーの話に持ってくるのは洒落てますね。
挑戦的なニュアンスに加えて、人の心が読めてしまうゆえの切なさが
感じられる辺りが素敵です^^

↓元ネタ

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2006/01/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

内容的にも、大人びた子供である紫穂と大人気ない大人である
賢木の漫才でひとしきり笑わせた後、医療ドラマ展開に持っていき
紫穂と賢木二人の内面を掘り下げる展開が秀逸で、
私としてはこの巻で一番好きなエピソードです。

あと、ゲーム対決時のジョジョ3部ネタには吹きました^^
巻末のBJネタといい、この巻の賢木はパロディーネタを
多く担当しており、なかなかいい味出してます。

なお、6巻からの続きとなる「いつか王子様が」では、
3人娘自身による自らの大人バージョンへの評価に、
8巻へと続く「パンドラからの挑戦状」では、超能力によって
映像編集された超凶悪な3人娘に爆笑。
特に凶悪バージョン3人娘はある意味的を得ているというか、
行為自体は『絶チル』序盤で皆本にやってることとほとんど
変わりがないような気が・・・・・・^^

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↓当ブログ内の「絶対可憐チルドレン」関連記事
椎名高志、復活!「絶対可憐チルドレン1~5巻」
最強新キャラ登場! 「絶対可憐チルドレン」6巻

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2007年1月 5日 (金)

二冊で終わらせるには惜しすぎる 『化物語(下)』

西尾維新氏の『化物語(下)』を読みました。

化物語(下) 化物語(下)

著者:西尾 維新
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

上巻は言葉遊びや比喩を駆使したユニークな文章表現、
マニアックな漫画やアニメのパロディーネタの多用による小ネタ、
ぶっ飛んだキャラクターの魅力が炸裂した西尾維新らしい面白さに
溢れた連作短編集でしたが、下巻でもその魅力はいっさい衰えず。

今回も本筋以上に主人公と個性豊かなヒロイン陣との
やり取りに爆笑
させていただきました。

特に下巻は神原駿河の魅力というか暴走ぶりが強烈
本来のメインヒロインである戦場ヶ原ひたぎや
裏ヒロイン羽川翼、新キャラ千石撫子を完全に食う活躍。
彼女とのマニアネタ・下ネタ全開の際限のない漫才には
終始笑いっぱなし。

本筋がいっさい進まなくとも、別にいいかと思わせるほど
バカ会話が読んでいて楽しいですね。

まあ、漫才やキャラ萌え要素は本筋には直接関係ないので、
純粋に本筋を楽しみたい人にとっては余計な要素と
とられかねない危険性もあるわけですが・・・・・・。

それにしても『ビックリマン』に『きんぎょ注意報』と
どれだけネタの幅を広げるつもりなのでしょうか、
西尾維新は?

私は世代なんで、かなり笑ってしまうのですが、
今、高校生とか中学生の読者はついていけるのか
ちょっと不安です^^

もちろん、ギャグだけでなく、主人公である暦が
ひたぎの恋の進展や、化物がらみの事件の解決を通して
自立し成長していく姿も丁寧に描かれています。

暦とひたぎの初デートのシーンなど、ギャグからシリアスへの
切り替えが鮮やか
な名場面も多くて読み応えがありました。

ラストの落ちも爽やかで後味良く、青春小説としてもかなり
楽しめる小説でした。

正直、二冊で終わらせるには惜しいですね。

と思っていたら、前日譚である暦と忍の話が執筆予定とのこと。
正直、このエピソードも下巻の中に収めてほしかったとは思いますが
書かれないよりは遥かに良いわけで、かなり楽しみではありますね。

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2007年1月 2日 (火)

着想はいいけど・・・
『機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-』

新年明けましておめでとうございます。

新年最初の更新は、先日購入した
『機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-』
感想からいってみようと思います。

機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER- 機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-

販売元:バンダイビジュアル
発売日:2006/11/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

本作は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と同じ頃に
発生した事件を描いた外伝作品
です。

機動戦士ガンダムの外伝作品は本編よりも一般兵士の日常の描写に
焦点が当てられたり、メカニック部分がマニアックになり
ユニークな設定のガンダムが登場したりと、斬新な試みが
行われる点が特徴であり魅力。

本作もその例に漏れず、本編とは一線を画す意欲的な試みが
いくつも見受けられる作品
となっています。

特に本作の主役メカであるスターゲイザーが外惑星探査目的で作られた
モビルスーツという設定は、ありそうでなかった設定
で唸らされました。

確かにこういう目的で作られるのもアリですし、
何より、戦闘目的で作られるよりも遥かに、ロマンがあっていいですね。

また、本作ではモビルスーツが複数の敵機に囲まれ蹂躙されるように
破壊される残酷なシーンが登場する点が非常に印象的
でした。

かつて『新世紀エヴァンゲリオン』で暴走したエヴァ初号機が
使徒を食うシーンも強烈な衝撃を与えたものですが、
人間が明確に意思をもって人間を惨殺しているというシーンは
エヴァとは意味合いが異なります。

ここまでの描写がなされたのはかなり異例なのではないかと・・・・・・。

ロボットアニメでここまで現実を直視させる戦闘を描いた点に
『SEED DESTINY』本編ではイマイチ伝わってこなかった
制作者たちの戦争を描くことに対する問題意識の高さが伝わってきて
かなり好感が持てました。

ただ、全体として本作が面白かったかというと、
そういう訳でもなく・・・(--;)

50分という短すぎる尺のせいか、長いドラマのダイジェストを
見せられているかのような編集になっており、見るもの置いてきぼりで
話が展開していくように思えてくる作品
と感じました。

かろうじて登場人物の性格と人間関係は把握できるものの、
見るものに感情移入できるほどの思い入れを抱かせるほどの
時間の余裕はなく、キャラが自己犠牲精神の発露にって
戦死するなどのドラマを盛り上げる肝となるシーンに
感情を揺さぶられませんでした。

また、中盤以降は起伏が乏しく淡々と進むストーリー展開が
中だるみを感じさせてしまう
のもマイナス。

そもそも、50分というわずかな時間で異なる立場の主人公二人の
ドラマを見せようというのは少々無理があったのではないかと・・・・・・。

このドラマを充分に語りきるには『0080』ぐらいの時間(約3時間)は
必要ではなかったかと思います。

SFマインドに満ちた凝った設定や、戦場の惨たらしさを
ストレートに描いたシーンなど、光る要素も多いだけに
なんとももったいない
気がする作品でした。

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