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2006年12月30日 (土)

医師とは何か? 『Dr.コトー診療所2006』第10話・最終話

『Dr.コトー診療所2006』最終話を見ました。

というわけで、第10話と合わせて感想を。

第10話と最終話は彩佳の乳癌手術をコトーが
執刀するというエピソードです。

このエピソードは彩佳と父親のお互いを思いやるがゆえの
すれ違う感情とか、コトーの愛情、原親子ら島の住人たちの
彩佳を思う気持ちに素直に感動させられる一方、
医師が患者に特別な感情を持った状態でまともに手術できるのか、
そもそも医師のありようとは何かという医療ドラマとして
非常に深いテーマが掘り下げられた話
になっており、
流石、『Dr.コトー』と唸らされました。

特に命と向き合う現場で真剣に戦うコトーと鳴海医師の
男たちのやり取りは見応えがあります

鳴海医師は第10話までは単なる嫌味な敵役といった印象でしたが、
最終話で彼の妻の話が明かされたことで、コロッと印象が変わりましたね。

彼の妻の話は第8話の奇跡へのアンチテーゼとでも言うのでしょうか・・・・・・。
非常に現実を突きつける話で、医師は神に背く存在という鳴海医師の
解釈と合わせて、ドラマに深みをもたらしていました。
最終話を見てから第8話を思い返すと、コトーがあの時
あれだけ苦悩したのか納得できる点も上手いです。

ただ、ドラマ全体の構成で考えると、コトーと鳴海医師の関係は
もっと初回から掘り下げて欲しかったかな、とも思います。
コトーと鳴海医師の医師に対する見解の違いをもっと序盤から明確に
打ち出し、対立構造を明確にしたほうが、手術中に鳴海がコトーを
立ち直らせるシーンがより際立ったような気がしますし、
医療ドラマ面のテーマがもっと一貫性を感じさせるものになったような気も。

他にも原剛洋の成績不振部分の話が途中からうやむやになったり、
全体として見ると、アレっと思うような点が、今回のシーズンには
ありますね。
個々として見ると良質な話ばかりだっただけに、ちょっと残念です。

まあ、そうは言っても非常に満足度の高いドラマであったことは確か。
次がいつになるかはわかりませんが、続編の登場を今から楽しみにしています。

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» Dr.コトー診療所2006 [世田谷のProducer]
http://www.fujitv.co.jp/kotoh/index2.html 今クールもっとも視聴率が高かったドラマ。 派手な展開はないが、なぜかじんとくるドラマ。 医龍や救命病棟24時もそうでしたが、戦争が縁遠い日本では、 医者というのは最も死と命に近い仕事で、医者ものが視聴率が高いのは... [続きを読む]

受信: 2006年12月31日 (日) 09時20分

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