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2006年11月29日 (水)

ラストは原作以上! 『デスノート the Last name』

※ネタバレ注意!!
  今回の記事は『デスノート the Last name』の結末に触れています。
  未見の方はご注意ください。

やっと、『デスノート the Last name』を観ることができました。

いや~、前編の出来が良かったので、本作の出来にも
かなり期待していたのですが、映画版スタッフはしっかりと
期待に応えてくれる作品に仕上げてくれていました。
大満足です。

Photo_3

まず、本作はシナリオが良い!
原作を深く読み込んだ上で、再構築したのがわかるシナリオ。

ただ尺の短縮のためだけに原作の設定を変更するのではなく、
ドラマにより厚みをもたらすために変更しているのが
素晴らしいですね。

原作の美味しいところを上手く抽出し、ライトとLの頭脳戦を
中だるみすることなく、緊迫感に満ちたまま魅せきる手腕が
ホントにお見事です。

ライトとLのチェスや大学での月、L、ミサ対面シーンでのひょっとこなど、
原作には無い小道具が、キャラクターの原作らしい一面を引き出すのに
上手く使われているのも良いですね。

Photo_4

シリアスな中にも笑えるシーンを入れてくるメリハリの利いた演出
前編以上に効いており、金子監督の演出力も本領発揮の感があります。
男性俳優はカッコよさや渋みを、女優は色香を(谷崎趣味に
偏りがちなのはアレですがw)引き出して撮る監督の持ち味も
前編以上に感じれました。

そして、クライマックスにおいて、命を賭けた頭脳戦が
正義や理想、愛といった漠然とした概念に命を捧げた人間達の
ドラマとして帰結し、完結した点に脱帽
しました。

基本的には原作ラストを踏襲しているものの、
事件解決に自分の払える最大の犠牲を払ったLの策と
夜神総一郎生存による、息子の罪を知った父と父をも
手にかけようとした息子の葛藤によるドラマという
二点の変更によって、受ける印象は原作よりも感慨深いものに。

シェークスピアやギリシャ悲劇のような普遍的なテーマ性
持った物語として見事に昇華されていました。

藤原竜也や鹿賀丈史をキャスティングした
真の意味はこのためだったのかと。
舞台仕込の俳優の演技力と存在感に
圧倒
されました。

で、舞台出身俳優に負けない演技力で、主役を食う存在感を
放つ松山ケンイチのL
がこれまた、素晴らしかった。

ラストのLと総一郎の別れのシーンはしんみりとした良いシーンです。
前編で総一郎がLに毛布をかける何気ないシーンがここで利いてきて、
実に上手いなあと感心しました。

『デスノート』を不謹慎で悪趣味な話と思っている方も結構
といるかと思いますけれど、決してそうではないとうことを
知らしめるラストですね。

原作に負けない完成度の映画版でしたが、
こと結末に関しては原作を超えたと言って
良いのではないかと、私は思います。

あと、最後に流れるレッド・ホット・チリペッパーズの主題歌、
『Snow』がライトを始め各キャラクターの心情にを思わせる詩で、
かなり映画に合っていたのも良かったですね。
特に“All my life to sacrifice”のあたりはゾクッときました。
帰りにレッチリのアルバム『STADIUM ARCADIUM』買っちゃいました^^

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アーティスト:レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
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↓当ブログ内の『デスノート』関連記事
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ついに完結!「DEATH NOTE」12巻
真相究明!! 『DEATH NOTE HOW TO READ 13』
■TVアニメ
やっと見れました!『DEATH NOTE(アニメ版)』第1話
L登場! 『DEATH NOTE(アニメ版)』第2話
デスノートに狂いなし!『DEATH NOTE(アニメ版)』第3話・第4話
■映画
原作ファンも結末は予測不可能!「デスノート前編」
■小説
西尾氏ならではのノベライズ 「DEATH NOTE アナザーノート
ロサンゼルスBB連続殺人事件」

■その他(ニュースなど)
小畑健氏逮捕でどうなる「デスノート」

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2006年11月25日 (土)

内乱の真実! 『鋼の錬金術師』15巻

『鋼の錬金術師』15巻を読みました。

鋼の錬金術師 15 (15) 鋼の錬金術師 15 (15)

著者:荒川 弘
販売元:スクウェア・エニックス
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1巻のオマケ漫画で「2巻からは『焔の錬金術師』
始まります」っていうジョークネタがありましたが、
この巻ほとんどそれが実現したような形に。w

焔の錬金術師ことロイ・マスタングが出ずっぱり
本来の主役エドの本編での出番はたった8ページ、
アルに至っては1コマしか出てなかったような。

さて、今回は全ての登場人物に影を落とす重要事件
「イシュバール内乱」の詳細が語られるという
過去エピソード
なわけですが、これがまた重い

基本的に『鋼の錬金術師』はシナリオの重厚さが魅力の一つでは
あるのですが、今回は特にずしりときます

ロイやリザ、ヒューズ、ノックス、キンブリーを通して
戦場における兵士の苦悩や狂気、理不尽な戦う理由への戸惑いが
余すことなく描かれており、心に響きます

戦争体験者に取材したと言うだけあり、ファンタジーでは
あるのですが、戦場の描写は生々しくリアリティーがありました

基本的にエンタメなので戦闘シーンをかっこよく描写しては
いるのですが、かっこよさだけでなく戦争の理不尽さも
しっかりと表現しようという姿勢が感じられる点が
とても『鋼の錬金術師』らしく好感が持てます

今回は紅蓮の錬金術師ゾルフ・J・キンブリーが本格的に登場し、
独自の悪党美学を展開していましたね。
アニメ版での暴れっぷりが非常に印象に残っているキャラクターだけに
原作でも突き抜けた人でなしぶりを披露してくれるのかが楽しみ^^

あと、漫画では名前のみの登場だったバスク・グランの
姿を見れたのもちょっと嬉しかったり。
アニメ版よりも好感度上がりましたね、彼。

ところで、正直言いますと、私の中で一部アニメ版との設定ごっちゃに
なっている箇所があり、この巻は読んでて少し混乱することが

ありました。
ロックベル夫妻の殺害の件とか……。

一度、私は漫画版とアニメ版の設定の相違点を整理して
おかなけらばいけないなあ
と思いましたね。

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↓当ブログ内『鋼の錬金術師』関連記事
鋼、改め裸の錬金術師!? 「鋼の錬金術師」14巻

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2006年11月24日 (金)

幸せになって欲しい 『×××HOLiC』10巻

『×××HOLiC』10巻を読みました。

XXXHOLiC 10 (10) XXXHOLiC 10 (10)

著者:CLAMP
販売元:講談社
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今回はいきなりストーリーの根幹に関わる超重要エピソード

謎の多いキャラだったひまわりちゃんの秘密の一端が
明かされるわけですが、予想していなかった展開だったので
びっくりしました!

正直、ひまわりちゃんはとらえどころが無さすぎて、
これまであんまり好きなキャラではなかったんですけど、
この巻読んだら、ひまわりちゃん株が急上昇↑

かなり、いい子です。

で、四月一日もかなりいい子
もう、彼はホント優しくて温かい心を持った奴ですね。

ラストで彼の優しさがもたらした「必然」の結果は
胸を打たれました。

いや~、ホント良いお話でしたよ。

CLAMPの真骨頂炸裂といいますか…^^
『×××HOLiC』は余韻の残るお話が多いですけど、
10巻は特に読み終わった後しばらくは余韻に浸っていたいと
思える内容
でした。

連載が続く限り、四月一日と百目鬼とひまわりちゃんは
トラブルに巻き込まれるんでしょうけど、
幸せになって欲しいですね。

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↓当ブログ内の『×××HOLiC』関連記事
■小説
西尾維新とCLAMPの相性は抜群!
「アナザーホリック ランドルト環エアロゾル」

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2006年11月23日 (木)

Sオケ、解散!そして伝説へ……
『のだめカンタービレ』第6話

ドラマ版『のだめカンタービレ』第6話を見ました。

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アーティスト:TVサントラ
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第6話は千秋とのだめの「ラフマニノフ」連弾と
「Sオケ」解散宴会、千秋の新オケ設立というエピソード。

今回は、Sオケのメンバーが卒業の時期をむかえて、
それぞれ別々の道を歩んでいく心情が丁寧に表現されていて、
青春ものとして見応えのある回となっていました。

卒業演奏会のエピソードがカットされていたり、
太鼓の達人で演奏する曲がプリごろ太の主題歌じゃなく
カラオケと同じ中島みゆきの「地上の星」になってしまっていたのは
残念ではあるのですが、Sオケ解散飲み会のシーン自体は
大学生活が終る高揚感と寂しさがないまぜになった微妙な
切なさが漂っていて、私自身が大学卒業した時のことを
思い出したりしてしまい、かなりジーン
ときました。

あと、余談ですけど、どうせ中島みゆきで押すなら、
Dr.コトーの「銀の龍の背に乗って」も使ってほしかったなあと。
フジテレビつながりで…。
それから、真澄ちゃんなら「悪女」か「ひとり上手」の
方が選曲としては面白かったかもと思ったり^^
まあ、「太鼓の達人」には入ってないでしょうけど。
彩子に「わかれうた」というチョイスは良かったです^^

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アーティスト:オムニバス(クラシック)
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小ネタではスーパーの「カンガルー缶」や、
Sオケダーティーペアの心中を的確に表現した
焼酎の銘柄が私としてはツボでした。
こういう細部に凝った小道具ネタは大好きです^^

さて、次回からのだめは江藤のレッスンを受けることに。
原作ではここから江藤が俄然いい味を出してくるのですよ。
ハリセンを捨て生まれ変わった江藤を豊原功輔がどう演じてくれるのか
今からかなり楽しみです。
江藤の妻役が誰なのかもかなり気になります。
新キャラ3人衆の配役もピッタリだし、来週も楽しみです♪

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■コミック
マングースでギャボ!「のだめカンタービレ」15巻
新生マルレの初公演! 『のだめカンタービレ』16巻
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TVドラマも開始! 『のだめカンタービレ(ドラマ版)』第1話
アジ投げ千秋に爆笑! 『のだめカンタービレ(ドラマ版)』第2話
悲しみを怒りに変えて!立てよ!Sオケ!
『のだめカンタービレ(ドラマ版)』第3話

Sオケ、初公演!『のだめカンタービレ(ドラマ版)』第4話
ラフマニノフとガーシュウィン『のだめカンタービレ』第5話

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2006年11月21日 (火)

剛利さん、良かったね
『Dr.コトー診療所2006』第6話

『Dr.コトー診療所2006』第6話を見ました。

第6話は原親子の問題に一応の決着がつく回でした。

だいたい、前回の感想で書いた予想通りの展開でしたが、
それもまた良し。

いやー、正一やシゲさんら島の人々の原親子を思う気持ちに
胸を打たれます

特にシゲさんのツンデレ親父ぶりにはやられました^^
4話で正一とコトーにツンデレぶりを発揮していましたが、
今回は剛利相手に見事なツンデレ
素直になれないけど、お前のことを大切に思っているんだぞ、
な演技が泉谷さんは上手いです!

また、今回のエピソードはこのドラマが住人たちがお互いを
しっかり支えあうと言う共同体の理想像を丁寧に描いている
ことを
改めて再確認できた回でもありました。

剛洋の友人が興味本位でタバコを吸うのですが、
それをちゃんと大人が注意している。
都会では親でもない大人が非行を注意したりすることは
難しくなってきていますが、このドラマの共同体では
しっかりとそれが出来ている。

教育現場の崩壊が連日でニュースで取り上げられていますが、
まずは地域の共同体から変えていかなければ、真に健全な
子供たちの育成は出来ないのではないかと、このドラマを
見ていると思えます。

あと、今回は診療所の面々のヤシガニラーメンに関する
やりとりがかなり笑えました
ね。
ミナの「食べちゃいました」に慌てるコトーと和田さんの
リアクションが楽しすぎです。
三者三様の可愛らしい一面が表現された名場面でした^^

『Dr.コトー』は感動できて、笑えて、色々と考えさせられる
本当に良いドラマですね。
彩佳の闘病が中心になると思われる後半の展開も非常に期待大です。

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↓当ブログ『Dr.コトー診療所』関連記事
バツグンの安心感 『Dr.コトー診療所2006』第1話・第2話
蒼井優、大ブレイクの兆し 『Dr.コトー診療所2006』第3話
それぞれの愛 『Dr.コトー診療所2006』第4話
原親子、島に帰る 『Dr.コトー診療所2006』第5話

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2006年11月20日 (月)

英雄という茶番 『父親たちの星条旗』

クリント・イーストウッド監督が日米それぞれの視点から
太平洋戦争・硫黄島決戦を描く硫黄島二部作の一作目である
『父親たちの星条旗』を観てきました。

1_2

いきなり冒頭から混沌とした戦場にわけもわからず放り込まれたような
錯覚を覚える場面
によってクリント・イーストウッドの高い演出力に
打ちのめされます。

「衛生兵!」「衛生兵!」「衛生兵!」
あちこちで衛生兵を呼ぶ声がこだまする
地獄絵図にただただ圧倒されるばかり。

硫黄島上陸作戦時の様子は『プライベート・ライアン』や
『スターリングラード』で見た地獄と同じ様相。
これは監督が先行作品に演出的な影響を受けたというのも
当然あるのでしょうけど、第2次世界大戦当時、
世界中至る場所で同様の惨状が繰り広げられていたと
いうことでもあるのでしょう。

時に残酷で目を逸らしたくなる程のシーンを含むリアリズムに徹した
戦場の描写だけでも、本作は非常に戦争についての示唆に富んだ
質の高い戦争映画であることを実感
させられます。

2_2

ところが、本作の真に凄いところは戦場の描写ではありませんでした。

本作はむしろ戦場で英雄に祭り上げらられた男たちが本国で政治に
利用されるという虚飾に満ちた戦争の裏側に力点を置いた内容
になっています。

兵士を戦争継続のための客寄せパンダとしか考えていない
傲慢な政治家たちによって、戦場での勇気や犠牲がいとも簡単に
踏みにじられていく様を、あくまで冷静に、しかし静かな怒りを
たたえて表現していく演出がとても胸に迫ってきました

戦場を模したデザートに血のようなストロベリーソースが欠けられる様子や、
兵士たちがスタジアムの中央に作られた戦場の模型の上で星条旗を掲げる様を
再現させられる様子などが、戦場での惨状以上の残酷さ、無慈悲さを
超えるむごたらしさを感じさせる場面として目に映り、
鑑賞中は何とも表現しきれない感情が私の中で渦巻いていました

戦場での悲劇を描いた戦争映画は数多くあれど、英雄という
存在がいかに虚しい名声であるか、茶番劇であるかを
徹底的に指摘してのけた戦争映画は稀
ではないでしょうか。

英雄として祭り上げられた3人それぞれの苦悩と運命を通して
戦争とは何なのかを深く考えさせられる素晴らしい映画だと思います。

本作を見て、『硫黄島からの手紙』では、どのような切り口で描くのか、
さらに興味と期待も膨らみしました。

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2006年11月19日 (日)

久々の新作!
『金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件』上・下

『金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件』
上・下を読みました。

金田一少年の事件簿獄門塾殺人事件 上 (1) 金田一少年の事件簿獄門塾殺人事件 上 (1)

著者:天樹 征丸
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金田一少年の事件簿獄門塾殺人事件 下 (3) 金田一少年の事件簿獄門塾殺人事件 下 (3)

著者:天樹 征丸
販売元:講談社
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今回は金田一サイドと明智警視サイドに分かれて
ストーリーが進行していくという凝った構成
が特徴。
明智警視サイドでは前もって実行犯が読者に示される
倒叙形式を採用するなど、今までの『金田一少年~』とは
一味違う趣向が面白い
エピソードでした。

明智警視は今回、塾講師として潜入したり、大学時代の伝説の
一つが明らかになったりと、かなりキャラが立っていて
なかなか良い感じでしたね。
明智警視ファンにはオススメかと思います。

ただ、今回は最初に状況が提示された段階で、
どういうタイプのトリックを持ってくるつもりなのか、
すぐに予想できてしまった
のが難点。

ミステリー小説や漫画を読み慣れた人なら高確率で
見当がついてしまうんじゃないでしょうか。

下巻の帯に「最高難度のアリバイトリック」と謳われているものの、
個人的にはかなり「低難度」なエピソードでしたね。
もう少し一ひねり加えてほしかった。

また、犯人特定の決め手がダイイングメッセージと不用意な
発言のみなのは証拠として弱いかなと思います。
せめて他の容疑者候補が完全に犯人ではありないという立証まで
やってから指摘してほしいところですね。

さて、今回も「地獄の傀儡師」高遠遥一が裏で事件を
操っているわけですが、正直言ってこのパターンも
飽きてきました。

高遠の立てる犯罪計画って、毎回、些細なアクシデントで
崩れる計画ばかりであんまり凄さが伝わらないというか、
いつも実行犯に失敗の責任押しつけてばかりのような気が。
ちょっとは多少のアクシデント程度では揺るがない計画を
立てて見せろと言いたくなりますね。

まあ、金田一に面と向かって「偶然で事件の謎、解いてんじゃねえ」的な
逆ギレ発言
かました辺りはかなり笑えたので良しなのですが。

もっとも、そんな身も蓋も無い言わずもがなの発言をしてしまう
悪役がかっこいいかというと、むしろかっこ悪いだろ!
とも思ってしまうわけですが……w

全体的には構成に凝っていたのは良いのですが、凝りすぎたゆえに
ヒントが直接的になった点や、ツッコミどころが多く残る展開な上、
キャラクター面でも明智警視以外はイマイチ、パッとしない印象


今回は私にはちょっと物足りなく思えたエピソードでした。

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2006年11月16日 (木)

ラフマニノフとガーシュウィン
『のだめカンタービレ』第5話

ドラマ版『のだめカンタービレ』第5話を見ました。

「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック 「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック

アーティスト:TVサントラ
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今回はのだめ+Sオケがガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」
千秋+Aオケが「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」を学園祭で演奏する
というエピソードです。

千秋とのだめにとって大きな転換期となる重要なエピソードな上に
私にとっては原作の中で1・2を争う好きなエピソードでもあるので、
今回は特に期待値が高かったのですが、さすがは『のだめ』スタッフ

非常に良い仕事ぶりで、エンターテインメント精神溢れるSオケと
本格的な技巧と内に秘めた音楽への情熱で魅せる千秋の演奏を
今回も映像で見事に再現
してくれました。

Sオケのパフォーマンス、ブラボー!
千秋の実力、ブラボー!

と、終始、心の中で叫びつつ見てました(^□^)

エセ外人マネージャーや松本人志の結婚報道、仮装ネタで笑わせつつ、
音楽の楽しさ、喜びを真剣に表現した演奏シーンで視聴者を圧倒
してしまう手腕が実に見事です。

また、今回はシュトレーゼマン役の竹中直人が指導者らしい
渋みのある演技を見せていたのも良かった
と思います。
カタコト言葉で怪しいエセ外人にしか見えないのに、
しっかりと年長者の味わいとプロの風格を表現してしまう辺りに
竹中直人の実力を思い知らせれましたね。

不満と言ったら原作にあったマングースについての豆知識が
カットされていたのが残念
なことぐらいです。

あと、今回から音楽評論家の佐久間が登場しましたが、
及川光博という配役が絶妙にハマっていたのにも大満足。
このドラマのキャスティング担当はホント、グッジョブです!
佐久間は今後の活躍に期待大です。

回を追うごとに天井知らずで面白くなっていく感のある本作ですが
次回も千秋とのだめの「ラフマニノフ」連弾に「Sオケ」卒業と
屈指の名エピソード揃い。
どう魅せてくれるのか、とても楽しみです。

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のだめカンタービレ (5) のだめカンタービレ (5)

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Sオケ、初公演!『のだめカンタービレ(ドラマ版)』第4話

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2006年11月15日 (水)

原親子、島に帰る
『Dr.コトー診療所2006』第5話

『Dr.コトー診療所2006』第5話を見ました。

第5話は完全に原親子が完全に主役のエピソード。
問題山積みの原親子が島に帰ってきました。

今回は原剛利が仕事をやめたことを知ったシゲさんが
剛利の力になろうとするのですが、剛利さんは拒否。
シゲさんと喧嘩になってしまいます。

シゲさん、好意ゆえの行動がこじれて喧嘩というパターンが
2週連続ですね。

クライマックスは原剛洋らの乗った漁船が難破しかけ、
シゲさんと剛利が救助に向かうという展開になるのですが、
やはり剛利は海の男であることを思い知らされます。

どうも、このエピソードで原剛利の漁師復活という展開が
濃厚となったように感じました。
私も剛利は漁師をやっている方がいいと思います。

問題は船をどうするかですが、それも暖かい島の人々なら
なんとかしてくれそうな予感。
もっとも、援助されたらされたで、強情な剛利のこと、
一悶着はあるんでしょうけど。

今回、コトーら診療所の方々は出番が少なめでしたね。
妙に仲のいいミナと和田さんの関係に注目している
私としてはちょっと物足りない回ではありました。
彩佳さんが出てこないのも寂しい感じです。

次回は剛洋の学費問題解決の策として、
奨学金制度を立ち上げようとするようですね。
これもすんなり行くのかどうか気になるところです。

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それぞれの愛 『Dr.コトー診療所2006』第4話

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2006年11月12日 (日)

ファンサービスも悪くない 『零崎軋識の人間ノック』

今日も昨日に引き続き西尾維新作品の感想です。
本日、読み終えたのは『零崎軋識の人間ノック』

零崎軋識の人間ノック 零崎軋識の人間ノック

著者:西尾 維新
販売元:講談社
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西尾氏の代表作「戯言シリーズ」に登場する殺人鬼の集団
零崎一賊をメインに据えた番外編「人間シリーズ」の二作目で、
釘バット型の武器を使う零崎軋識が主役のエピソードを3話収録した
連作短編集となっています。

前作『零崎双識の人間試験』では殺し名同士の血で血を洗う戦いを
描いたシリアス色の強い作品でしたが、本書は前作とは打って変わり
人気キャラクター同士がドリームマッチを繰り広げるという
ファンサービス色の強い作品
に。

スナイパーに近接武器で立ち向かう一発ネタのような話や、
哀川潤がただひたすら派茶滅茶に暴れまわる話など、
全体的にコミカル色が強くなっています。

前作主人公の零崎双識の変態お兄さんぶりとか
抱腹絶倒のシーンが多く、かなり楽しめました。

また、「戯言シリーズ」よりも5年前の設定なので、
人気キャラクターの若い頃の活躍が読めるのも魅力です。

特に中学時代の零崎人識と「チーム」時代の玖渚は「戯言」本編とは
一味違う一面を見せてくれておりファンなら必読の内容です。

ただ、バトルを重視しすぎているせいか、ストーリー自体は若干
薄めな印象
を受けました。

アクションシーン自体は面白いんですが、釘バット対ライフルも
竹取山決戦の4試合も高層ビルからの大脱出も全て小説というよりは、
映像で見た方が面白そうかもと思ってしまいましたね。
西尾作品の中でも特にアニメ化向きな一作かと。

また、零崎双識と萩原子荻のやり取りなど、爆笑モノの場面もあるものの、
西尾氏ならではの文章センスで魅せる場面も本書ではやや少なめに感じました。

そのため、前述の『零崎双識の人間試験』や昨日紹介した
『化物語(上)』よりはちょっと物足りないと言うのが率直な感想

とは言っても、登場キャラクターはやはり魅力溢れる連中ばかり。
決して、質は低いわけではなく、つまらない作品でもありません。

作中の人物の言葉を借りるなら、本書は決して「悪くない」

良い意味にも悪い意味にも取れる言葉ですが、
やや良いニュアンス強めの「悪くない」が私の本書に対する評価です。

ところで、本書にはおまけで嘘トレーディングカードが付いていますが、
このトレカの出来が中々のもの。かなり良い仕事してます。
本当に商品化されたら買ってしまうかも。w
哀川潤のパラメーターがゲームバランス崩壊級の最強っぷりなのも、
かなり笑えました。

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2006年11月11日 (土)

「蕩れ~」は流行るのか? 『化物語(上)』

西尾維新氏の新作『化物語(上)』を読みました。

化物語(上) 化物語(上)

著者:西尾 維新
販売元:講談社
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本作は3話構成の連作短編集となっており、
語り手の阿良々木暦とヒロインの戦場ヶ原ひたぎが毎回
化物(神様や悪魔)に関する奇怪な事件に巻き込まれるものの、
廃ビルで生活する奇妙なおじさん忍野メメの助言を受けて
事件を解決するというのが各話の基本パターンです。

要は「化物退治モノ」というライト系のホラーでは王道と言える
サブジャンルに属する小説。
しかも、本作は主人公とヒロインの出会いから話が始まる
西尾作品では非常に珍しいパターン。

いわば、本作は西尾氏が正面切って「ボーイ・ミーツ・ガール
(月並み・ありふれた話)」に挑んだ作品
と言えるかと。

ただ、そこは『戯言シリーズ』などで強烈な個性を発揮し
ノベル界に衝撃を与えてきた西尾維新作品!

西尾作品の魅力と言えば、言葉遊びを駆使したユニークな文章表現、
漫画やアニメのパロディーネタの多用によるマニアックな小ネタ、
個性的と言う表現の枠では収まりきらない程ぶっ飛んだキャラクター。

本作でも、これら西尾氏ならではのテイストが全開!

プロット自体は王道ベタ設定ながら、西尾氏ならではの
魅力でグイグイ読者を引っ張り楽しませる作りとなっており、
西尾氏ファンなら文句無く楽しめる作品に仕上がっています。

特に凶悪な暴言と暴力が魅力の最狂ツンデレヒロインの
戦場ヶ原ひたぎは全西尾作品の中でも1、2を争う
強烈な個性とインパクトを誇る
キャラクター。

「萌え~」を超える「蕩れ~」なヒロインとして
彼女のキャラづけは見事に成功していると思います。

キャラクター同士の掛け合いや主人公の独白がとても面白く、
450ページ近い分量を一気に読ませる点もかなり良いですね。
まあ、もっとも、本筋に関係の無いギャグや小ネタをカットすれば
半分程の分量になりそうな気もしますが……w

あと、本作の主人公阿良々木暦が「戯言シリーズ」や「りすかシリーズ」の
主人公と比べると、割と常識的というか人間らしい感性の持ち主。
なので、他の西尾作品よりも主人公に感情移入して読みやすいかと
思われます。

ところで、本作は講談社の新レーベル、「講談社BOX」の第一弾として
配本された中の一作なのですが、箱入りでパッと見は綺麗ですけど、
正直言って中身の本自体はなんだか大学入試の過去問題集のよう。
これで1600円(税別)はちょっと高いように思いました。
脱字が多かったのもなんだかなあ……。

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2006年11月10日 (金)

愚かさは罪 『赤い指』

読んだのはかなり前になるのですが、今日は東野圭吾氏の小説
『赤い指』の感想を書こうと思います。

赤い指 赤い指

著者:東野 圭吾
販売元:講談社
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本書は加賀恭一郎シリーズの最新作であり、息子の犯罪を
隠蔽しようとする夫婦に加賀刑事が挑むという物語です。

少年犯罪や老人介護の問題を取り扱っており、
親子二世代で暮らす一般的な家庭で起こった悲劇を通して
子が罪を犯した時に親はどうあるべきか、
現代社会における親と子の在り方とは何かを、
深く考えさせられる小説
となっていました。

東野圭吾氏は犯罪に直面した人間の心情を描くのが巧みで、
いつもその心理描写の生々しさに感心しさせられるのですが、
本作では残酷かつ卑劣な犯罪を犯した子供を育んだ
両親の愚かさに圧倒
されます。

バカ親の愚かさ・醜さ加減をとことん執拗に描写され
ページを繰るごとに激しい不快感と怒りが湧き上がってくるため、
私は激しい感情に引っ張られ、本書を一気に読み終えてしまいました

正直言って、オチの付け方は強引な点が見られるというか、
ある重要な人物の行動がミステリーのためのミステリー的な
不自然さを感じさせる行動になってしまっている感はあります。

ただ、それでも本書の問題提起の鋭さや、家庭を崩壊させる
人間の心に巣くう病理が克明に描き出す東野氏の筆力には
深い感銘を受けました。

ミステリーとしての質はあまり高くないと思いますが、
社会の病理に切り込んだ小説としては充分に読ませる作品
あったと思います。

あと、私としては事件自体は悲惨極まりないものの、
加賀刑事のプライベートのエピソードで締めくくられる
エピローグは後味の良いものとなっており、
読後感は悪くなかった点も本書の良い点だと感じました。

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↓オススメの加賀恭一郎シリーズ

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2006年11月 9日 (木)

デスノートに狂いなし!
『DEATH NOTE(アニメ版)』第3話・第4話

アニメ版『DEATH NOTE』、第3話「対決」・第4話「追跡」を見ました。

DEATH NOTE 1 DEATH NOTE 1

販売元:バップ
発売日:2006/12/21
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ライトが尾行に気づき、銀行強盗犯を使ってFBIのレイペンバーの
名前をあぶりだすあたりの展開を一気見です。
原作だと、丁度1巻終了時点までですね。

作画の質は3話目にしてライトの顔崩れが若干見受けられましたが、
それでもかなり高い水準を維持
しています。

演出のキレ味の鋭さは衰えを見せておらず、先の展開を知っている
私でも思わずドキドキしてしまうのは流石。

バスジャックのシーンの閉塞感の醸し出し方は特に上手く、
原作以上に緊迫した雰囲気が伝わってきました。

また、Lの声は抑えた声音が『名探偵コナン』の新一と別物に
聞こえるようになってきたので、私としてはかなり馴染んできました。

次回、電車のシーンをどういう演出で見せるのかが楽しみです。

ところで、番組終了後に放映されてた「D/N 攻略マニュアル」
無くなったのですが、これって関東とかではまだ放映されてるのでしょうか?
1話感想で引いたとはとは書いたものの、無ければ無いで寂しいものです。w

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DEATH NOTE (1) DEATH NOTE (1)

著者:大場 つぐみ,小畑 健
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↓当ブログ内の『デスノート』関連記事
■コミック
ついに完結!「DEATH NOTE」12巻
真相究明!! 『DEATH NOTE HOW TO READ 13』
■TVアニメ
やっと見れました!『DEATH NOTE(アニメ版)』第1話
L登場! 『DEATH NOTE(アニメ版)』第2話
■映画
原作ファンも結末は予測不可能!「デスノート前編」
■小説
西尾氏ならではのノベライズ 「DEATH NOTE アナザーノート
ロサンゼルスBB連続殺人事件」

■その他(ニュースなど)
小畑健氏逮捕でどうなる「デスノート」

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2006年11月 8日 (水)

Sオケ、初公演!
『のだめカンタービレ(ドラマ版)』第4話

ドラマ版『のだめカンタービレ』第4話を見ました。

今回はSオケ初公演という序盤最大の山場と言えるエピソード。

ドラマ版『のだめ~』は原作に忠実に作りながらも映像ならではの
演出を最大限に活かして漫画以上に面白いシーンにしてやろうという
制作者の心意気と言うかプロ意識の高さが見ていてひしひしと
伝わってくるのが良いところ
と個人的には思っているのですが、
第4話は序盤の山場だけあって、前3話にも増して凄まじく
こだわりが感じられる完成度の内容となっていました。

特に峰発案によるパフォーマンスは映像で見るとかなり圧巻
アホっぽいと言えばアホっぽいパフォーマンスなんですが、
チェロやコントラバスがくるくると回ったりする派手さが面白く、
音楽の楽しさが視覚的に上手く表現されていたと感じました。

千秋もSオケTシャーツ着用で指揮というアレンジも
よりSオケの一体感が増していて効果的で良かったと思います。

コタツのエピソードも若干、強引にねじ込んだ感はあるものの
上手く映像化しており笑わせてもらいました。
千秋の三枚目な面が出ていて好きなエピソードですね。

今回、一番楽しみにしていた「プリごろ太」のアニメも
アニメ版『のだめ~』の制作会社が手掛けているだけあって、
非常に良い出来で満足しました。

なお、第4話で一番爆笑したシーンは千秋の部屋に侵入しようとして
ドアに顔を挟まれるのだめとそれを見て怯える千秋のシーン

ホラー映画っぽい演出でバカバカしいことをやっている点がツボです。w

さて、次回はマングースの着ぐるみが出てきているところを見ると
学園祭の話のようですね。
Sオケ+のだめによる「ラプソディ・イン・ブルー」と
千秋による「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」がかなり楽しみです。

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のだめカンタービレ(1) のだめカンタービレ(1)

著者:二ノ宮 知子
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↓当ブログ『のだめカンタービレ』関連記事
■コミック
マングースでギャボ!「のだめカンタービレ」15巻
新生マルレの初公演! 『のだめカンタービレ』16巻
■TVドラマ
TVドラマも開始! 『のだめカンタービレ(ドラマ版)』第1話
アジ投げ千秋に爆笑! 『のだめカンタービレ(ドラマ版)』第2話
悲しみを怒りに変えて!立てよ!Sオケ! 『のだめカンタービレ(ドラマ版)』第3話

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2006年11月 7日 (火)

それぞれの愛 『Dr.コトー診療所2006』第4話

『Dr.コトー診療所2006』第4話を見ました。

今回は星野夫妻、特に小林薫演じる正一の苦悩に焦点を
当てた内容となっていました。

妻の昌代が倒れた2年前の豊漁祭に飲みすぎていなければと
悔やみ続けている正一が見ていて辛い……。

妻を愛しているからこその苦悩なんでしょうけど、
昌代や友人のシゲさんはそんな状態の正一を見るのは辛いのでしょう。

正一とシゲさんの喧嘩からコトーの病状説明にかけてのシーンや
負い目を感じて頑なに豊漁祭には行かないと言う正一を説得して
二人で長い時間を掛けて祭りに出かけていくシーン
そういった当事者、周囲、医者それぞれの苦悩と愛情が
丁寧に描かれていて胸に迫りました

辛いと言えば、原親子はかなり大変なことになってきていますね。
時任三郎演じる原剛利が仕事の事故で借金を負い失業した上に
未公開株詐欺にあってしまうという展開は酷すぎます。

そんな原親子ですが次回は島に帰ってくるようで、
どうやら彼らメインのエピソードになりそうです。
彼らの問題は簡単に解決できる問題ではありませんが
島に帰ってくることで改善の糸口をつかんでほしいですね。

また、彩佳の病状と副作用についても気になります。

『Dr.コトー診療所』は星野夫妻の愛や原親子の愛、コトーと彩佳の愛など、
様々な愛の形がじっくりと描きこまれていて、本当に目が離せません
これからも様々な事件が起こりそうですが、最終的には彼らに幸せな未来が
待っていることを祈りたいと思います。

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↓当ブログ『Dr.コトー診療所』関連記事
バツグンの安心感 『Dr.コトー診療所2006』第1話・第2話
蒼井優、大ブレイクの兆し 『Dr.コトー診療所2006』第3話

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2006年11月 6日 (月)

レラレラレラレラ♪ 『スティール・ボール・ラン』10巻

ジョジョ第7部『スティール・ボール・ラン』10巻を読みました。

スティール・ボール・ラン 10 (10) スティール・ボール・ラン 10 (10)

著者:荒木 飛呂彦
販売元:集英社
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この巻の最大の見所は何と言ってもディオの
「オレにマンハッタン島をくれッ!!」でしょう。

大統領との交渉でぬけぬけと傲岸不遜な発言をしてのける
あたりがまさにディオ!それでこそカリスマ!
このセリフでディオの魅力が倍増しました。

長年ジョジョを読んできた者として、ディオは一際輝く悪役として
君臨していてほしいわけで、今回の展開はとても嬉しかったです。

また、ジョニィの本名が「ジョナサン」であることが判明したことも
かなり衝撃的でした。

それにしてもジョニィの過去話に少年時代のディオが出てくるあたり
ネズミ事件は裏がありそうな予感がしますね。
ジョニィ対ディオの最終戦くらいまでこのエピソードは
ひっぱりそうな気がしました。
ところで、ジョニィの父親は1巻の頃とは微妙に性格が違う気が。
1巻ではジョニィを乗馬の天才とか言っていた気が。

ジャイロの「チーズの歌」は不覚にも笑ってしまいました
レラレラレラレラ♪レラレラレラレラ♪
時折、ジャイロがやらかす脱力ギャグ、意味不明なんですが
なんだか最近は妙にクセになりつつあります。w

あと、巻末に書き下ろしのスタンド解説漫画が収録されており、
3部から6部のキャラとスタンドの一部に再び会えたのも
ジョジョファンとしてはかなり嬉しかったですね。

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↓当ブログ『スティール・ボール・ラン』関連記事
面白さ加速中! 「スティール・ボール・ラン」9巻

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2006年11月 5日 (日)

アレン覚醒! 『D.Gray-man』9巻

『D.Gray-man』9巻を読みました。

D.Gray-man Vol.9 (9) D.Gray-man Vol.9 (9)

著者:星野 桂
販売元:集英社
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今回は主人公アレンのイノセンスが復活し真の力が発動という、
かなり重要なエピソードを収録。

一度敗れた主人公が新たな力を手に入れ劇的に復活するという
燃えシチュエーションの王道を持ってきただけあって
今回はかなり少年漫画らしい熱さを感じさせる内容となっています。

自らを犠牲にして主人公を守ろうとする味方キャラや
間一髪で真の力に目覚め敵を一撃で粉砕など、
これでもかというぐらい、ベタ展開の波状攻撃なんですが
まあ、こういうベタは嫌いではないので普通に楽しめました

さて、次巻は窮地に陥った味方を救うためにアレンが現場に
向かう展開となるようですね。
これも、少年漫画の典型的な燃えシチュエーション。

少年ジャンプらしくないと言われることも多い本作ですが
ここしばらくはジャンプ漫画の王道を行ってるように思います。

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↓当ブログ『D.Gray-man』関連記事
待ってました。「D.Gray-man」8巻

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2006年11月 4日 (土)

山崎、散る……。 『銀魂』15巻

『銀魂』15巻を読みました。

銀魂 第15巻 (15) 銀魂 第15巻 (15)

著者:空知 英秋
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

今回の表紙は服部全蔵
お!14巻感想時の予想が的中じゃないですか!
もしかして私にも天眼通の能力が!!
って、そんなわけはありませんが……。

表紙と言えば、山崎は表紙にならないことが宣言されてしまいました。

哀れ、山崎……。

まあ、空知先生だって表紙にするキャラがネタ切れしたら
前言撤回するかも知れないしさ。
希望を失わず頑張れ山崎。w

さて、15巻は新八のシスコン話の終りで始まり、
沖田のシスコン話の始まりで終ると言うシスコンづくしな内容
銀魂世界の男衆はシスコンしかも姉限定な野郎が多いですな。
つーか、作者がシスコンなんじゃなかろーかとさえ思えてきます。w

新八シスコン話こと「柳生編」ですが、銀さんを活躍させつつ、
最後は新八に華を持たせて決着をつけさせる落とし方が
綺麗に決まっていましたね。

特にこのエピソードの銀さんは九ちゃんの神速の剣技に対応しつつ、
ダメージを与えすぎないように木刀の柄の方で攻撃する余裕まである
あたりに剣の達人っぽさがこれまで以上に表現されており、
カッコよい部分の魅力が強調されていたのが良かったかと。

流石に引くやろ、読者!と言う下ネタの続出や、盗作疑惑の発生など
何かと波乱含みの「柳生編」でしたが、全体的には銀魂の
長編エピソー中、屈指の面白さの話に仕上がったと
思います。

沖田シスコン話の方は沖田の意外な一面が垣間見えるのが、
まず良いところですね。
シリアス度が増しそうな16巻に期待できる出だしであります。

長編の合間に挟まる形で収録された短編はほとんどが
サブキャラを主役に据えた話でしたが、
中でも桂と銀さんの自動車教習所のエピソードは
「狂乱の貴公子」桂の真髄が発揮されており大爆笑

モグラの嫁と舅の人情話をあそこまで詳細に妄想できるのは
かなりの才能なので、桂はテロリストなんかとっとと辞めて
作家にでもなった方がいいんじゃないでしょうか。w

それにしても、このエピソードはある意味、空知さんから桂役の
石田彰さんへの「やれるもんならやってみろ!」という挑戦状の
ようにも思えますね。
アニメ版で桂の壊れっぷりをどのように演じるのか見てみたいなあ

全蔵や定春、キャバクラの話など他のエピソードも面白く、
15巻はなかなかに充実した内容で満足度の高い巻でした。

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↓当ブログ『銀魂』関連記事
お登勢さんは表紙で堂々とタバコ吸ってたけどね 「銀魂」13巻
そろそろ山崎を表紙にしてやってもいいんじゃない?と思わなくもない 「銀魂」14巻

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2006年11月 3日 (金)

新修行開始! 『NARUTO-ナルト-』35巻

『NARUTO-ナルト-』35巻を読みました。

NARUTO 巻ノ35 (35) NARUTO 巻ノ35 (35)

著者:岸本 斉史
販売元:集英社
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この巻は敵側新キャラクターの顔見せとナルトの修行が
メインのお話となっており、熱いバトルがあるわけでもなく
前巻にも増して地味な内容となっています。

ただ、カカシが考案した影分身の術を使った修行方法は
なかなか意外性があって面白いと
感じました。
深く考えるといくらでもツッコミどころがありそうですが、
絵的にも派手で見栄えのする修行方法なので、
少年漫画としては実に良いアイデアだと思います。

敵側新キャラの飛段と角都に関しては今のところ
特に魅力と感じるような個性は感じません
でした。
邪教崇拝や守銭奴と言った設定をいかに生かすのか
今後の展開に期待といったところでしょうか。

ところで、35巻収録の311話には図書室の蔵書や町の看板に
カプコンのゲームネタが散見されたのですが、今まで
『NARUTO-ナルト-』では背景にネタを隠す遊びはなかったはず。
なぜ、この話だけ?と思ってしまいました。

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九尾暴走!!「NARUTO-ナルト-」33巻
サスケ、再登場! 「NARUTO-ナルト-」34巻

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