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2006年9月30日 (土)

嵐の前の静けさ 『医龍』12巻

『医龍』12巻を読みました。

医龍 12―Team Medical Dragon (12) 医龍 12―Team Medical Dragon (12)

著者:乃木坂 太郎,永井 明
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

今回は選挙戦メインの展開で、手術シーンは少なめ。

朝田が今回唯一行う手術も苦い結末が用意されており、
これまでのような爽快さはありません。

もっとも、面白くないかというとそういうことはなく、
選挙戦で揺れ動く医局員達のリアルな描写や、
朝田が国立にアメリカ行きの話を持ちかけられたことを知った
バチスタチームメンバーそれぞれの反応など、読みどころは多数

特に、野口教授をも圧倒する策を提言し、
「平凡な人達のために戦う」ことを堂々と宣言する
霧島先生は憎まれ役ながらアッパレのカッコよさ
野口やミキとのやりとりの鬼気迫る描写にも圧倒されました。

また、今回のエピソードで朝田が完全無欠のヒーローではなく、
天才であるが故の矛盾を抱えた存在であることが浮き彫りとなった
点もドラマに深みを与えていて良かったですね。

若干地味目な印象はありますが、各キャラクターの内面を深く
掘り下げた人物描写で充分に読ませる内容
で、
文句無く面白い巻でした。

↓10/27にTVドラマ版DVD発売決定! こちらも楽しみ!

医龍~Team Medical Dragon~ DVD-BOX 医龍~Team Medical Dragon~ DVD-BOX

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2006/10/27
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2006年9月27日 (水)

名作と言われるだけのことはある 『ゲド戦記Ⅰ 影との戦い』

『ゲド戦記Ⅰ 影との戦い』を読了しました。

ゲド戦記 1 影との戦い ゲド戦記 1 影との戦い

著者:アーシュラ・K. ル・グウィン
販売元:岩波書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

小学生の頃、一度手にしたことはあったものの、
その時は最後まで読み通すことなく放置してしまった
記憶のある本です。

小学生の頃、本好きを自称していたクセに、
これ程の名作を投げ出すとは情けないぞ! 過去の私。w

リベンジした理由は、まあ、先月、宮崎吾郎氏の映画を見たから……。
ベタな理由でスマン。

映画版を見てからしばらく後、これで『ゲド戦記』を
わかった気になってはいけない、
よし、本物の『ゲド戦記』に触れなければ!
という義務感にかられて、1巻を衝動的に購入した次第。

で、原作1巻を読み終わった感想ですが、やっぱり
映画とはテーマの深みも、格調の高さも、圧倒的に格が違う!

ゲドの成長を通して大人になることや、自分を知ることの意義、
世界との関わり方といったテーマが深く掘り下げられている点に感嘆しました。

少年が己と向き合って大人に成長する過程を描く装置として、
「影」という装置の使い方一つとっても、映画は小説の
上辺をなぞったにすぎなかったことがわかりました。

小学生の頃のの自分の読解力の無さを恥じるばかり……。
まあ、淡々とした展開が受け入れらなかったんだろうけど。

ところで、小説にヒスイというゲドのライバルが登場しますが、
私は最初、彼がその後、映画にも出てきた敵役クモになると勘違い。
調べてみたら見たらヒスイとクモは無関係らしい。
ヒスイとの因縁でもっとひっぱるものと思っていたのに、
あっさりしてるなー。

1巻がとても素晴らしかったので、2巻以降も近々読もうと思っています。
もっとも、次は京極夏彦氏の最新作『邪魅の雫』を読む予定なので、
かなりの間が空いてしまいそうですが。

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2006年9月25日 (月)

「アンフェア」映画化決定!

篠原涼子主演で人気を博したミステリードラマ
「アンフェア」の映画化が決定しましたね。

10月3日にテレビスペシャルがあるんで、もしや、
とは思ったんですが、やはり映画化かー。

いやー、実は私、「アンフェア」は凄く好きなドラマです。

アンフェア DVD-BOX アンフェア DVD-BOX

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2006/06/07
Amazon.co.jpで詳細を確認する

篠原涼子を始め、香川照之、阿部サダヲ、寺島進、加藤雅也といった
曲者ぞろいのキャストが繰り広げる、先が見えるようで見えない
どんでん返し連発の展開が最高に面白かった。

ツッコミどころもかなり多いのですが、私的にはミステリードラマ史に
残る傑作なので、「未見の人は是非DVDで見てください!」
と強烈にオススメしたい作品。

瑛太を真の俳優に脱皮させたという意味でも価値がありますし。

さて、スペシャル版と映画版ですが、
続編を見れることが嬉しくもあり、不安でもあり

「最期の作戦-オペレーションZ」ってサブタイのセンスはどうなのよ、と…。
「ザ・ムービー」って、「踊る」じゃないんだからと……。

そもそも、ドラマのラストが簡単に続きを作れるような終わり方じゃないしなあ。
ラストで死んだ彼が出てこない「アンフェア」は「アンフェア」じゃないような気も。

はっきり言って、オリジナルのテイストを壊すことなく、
続編として成立させることができるのかがかなり不安。

まあ、新加入の江口洋介も好きな俳優の一人だし、
なにより、

世の中には フェアなことなんか何もない
目には目を 復讐には復讐を
アンフェアには アンフェアを……

という名フレーズを劇場で聞いてみたいので、
どのような出来であっても必ず劇場に観に行く覚悟であります

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2006年9月24日 (日)

完結編?まだだ、まだ、終わらんよ 「X-MEN ファイナルディシジョン」

人気アメコミの実写版第3作にしてシリーズ完結編の話題作、
「X-MEN ファイナルディシジョン」を観てきました。

Xmen31_1

監督が1.2作目のブライアン・シンガーからブレッド・ラトナーに
交代した本作は、アクションシーンが大幅増加、SFXも強化され
より大迫力のスペクタクルシーンを楽しめる作品になっています。

様々な特殊能力を持つ個性豊かなミュータントたちが繰り広げる
奇想天外でド派手なバトルに魅せられ、1時間45分の上映時間が
あっという間

アルカトラズ島に行くために、念動力で金門橋を動かしてしまうなど、
意表を突く豪快なアイデアを脅威の技術で実際に映像化してしまうなど、
いかにもハリウッド大作といった感があり、非常に痛快。

氷結能力者アイスマン対発火能力者パイロの元級友因縁対決や
壁抜け美少女キティ対突進野郎ジャガーノートの知能対パワー対決など、
バラエティに富んだマッチメイクも巧みで、飽きさせません。

間違いなく娯楽映画としては一級品の仕上がりです。

Xmen32_1

ただ、1作目と2作目で伏線を張りまくっていたウルヴァリンの
過去の謎を棚上げにして三部作を完結させてしまうのは
いかがなものか
と。

制作予定のウルヴァリン単独主役のスピンオフ企画で過去の謎が
明らかにするとしても、あまり釈然としないというか、
三部作の中でキッチリと決着をつけてほしかったですね

また、キャラクターが大幅に増えた分、キャラクター個々の
内面の苦悩についての掘り下げが甘くなっていた
のも残念。

そのため、ミュータントの能力を無効化する新薬「キュア」という
このシリーズのテーマにより深く切り込めるには絶好のアイテムが
イマイチ上手く機能しておらず、ドラマ性は前作より弱まっていたように
思えてしまいました。

この点、ブライアン・シンガーとブレッド・ラトナーの
テーマに対する微妙な温度差を感じてしまいました。

もっとも、前述したとおり娯楽映画としての質は高いので、
本作並のクオリティーが今後も維持されるなら、
スピンオフや次回作も期待して観に行こうとは思っています。

完結編といいつつ、キュアの効力が完全でない可能性が示唆されたり、
エンドロール後に驚愕のおまけシーンが流れたりと、
まだまだ続ける気ありありのようですし。

余談: 私が「X-MEN」というアメコミを始めて知ったのは中学生の頃。
    「X-MEN」のキャラクターが登場するカプコンの格闘ゲームを
    プレイしたことがきっかけでした。
    ちょうど、その頃TVアニメ版も放映していて、そちらも見ていました。
    で、その頃のお気に入りキャラクターは「ガンビット」という
    キザだけど頼れる元盗賊のナイスガイ。
    映画版にはガンビットが登場せずちょっと残念
    トップクラスの人気キャラクターだと思うんですけどね。

        ところで、カプコンと言えば、本作のストーム(ハル・ベリー)のヘアスタイル、
    私には「デビル・メイ・クライ」シリーズの主人公・ダンテ君にしか
    見えませんでした。w

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2006年9月22日 (金)

みつけてくれてありがとう… 「フルーツバスケット」21巻

「フルーツバスケット」21巻を読みました。

フルーツバスケット 21 (21) フルーツバスケット 21 (21)

著者:高屋 奈月
販売元:白泉社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

最終巻間近ということで、ついに「フルバ」最大の問題児、
慊人が透に心を開き、草摩家全体に関わる問題はほぼ解決。

由希は真知とラブラブ一直線。

残るは透と夾の関係のみ、というか、
それも夾の心の整理が済めば決着という感じですね。

どの問題も明るい方向に解決していっており、
物語は大団円に向かって収束しつつあるかと

ハッピーエンドで終わりそうで一安心です。

さて、この巻は「フルバ」という大きな物語全体の
クライマックスにあたる部分であるため、ほぼ全編が名場面。

特に、透と慊人、由希と真知のやりとりは胸を打たれました

慊人が感じる「愛される保障もない世界」に生きる恐怖感を
私も中学や高校の頃に漠然と感じていた覚えがあります。

でも、まあ、世の中は決して捨てたものじゃないというか、
作中の言葉を借りれば、「大勢の他人がいる中で自分だけを
みつけだしてくれる人」がどこかにいるわけで。

私もそんな奇跡に出会えたお蔭で、今は慊人が感じたような
恐怖とは無縁でいられるんだなと思います。

なので、由希の「みつけてくれてありがとう…」というセリフの持つ
感謝の重みが凄くずっしりと胸に響いてきました。

私も、私にとっての「みつけてくれた人」に対して
心から「ありがとう」って言いたいですね。

って、なんか、感想書いてて、恥ずかしくなってきたぞ。
ちょっ、ほんま、何書いてんだろ……。w

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2006年9月20日 (水)

また、面白くなってきています 「NANA」16巻

「NANA」16巻を読みました。

NANA 16 (16) NANA 16 (16)

著者:矢沢 あい
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

途中からストーリー展開がかなりゆっくりになり
中だるみ感のあった本作ですが、私としては
15巻あたりからまた面白くなってきたかなと思っております。

まあ、展開が緩やかなことは変わらないですが、
ナナの生い立ちにジワジワと迫っていく話のノリが
ミステリーみたいで引き込まれる
、ってのが理由。

登場人物の意外な繋がりが明かされていく緊迫感がたまりません。
元々、私はかなりのミステリー好きなので、現在の展開は好みです。

あと、恋愛模様ではヤスと美雨の関係が気になっています
ヤスに「すんません」と言わせ、たじろがせるあたり、
ミューさん、凄いなあと。
早くも暗雲展開ですが、この組み合わせは個人的に応援したいかと。

さて、今回は特別読み切り「NOBU-ノブ-」を収録。

ノブの小学校から変わらない気の多さに笑わせてもらいました。
ヤングナナの超絶美人ぶりを堪能できる点でも貴重で、
なかなか美味しいエピソードでしたね。

ところで、巻末でも触れられていた映画「NANA2」の
キャスティング変更ですが、宮崎あおいと松田龍平という、
原作ファン以外の客を呼べる人気俳優二人の降板が
興行成績にどれ程の影響を与えるかがかなり興味深いです。

正直、キャスティング変更はかなり不安に感じてしまいますが、
それでも観には行くつもりです。

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2006年9月19日 (火)

最強新キャラ登場! 「絶対可憐チルドレン」6巻

「絶対可憐チルドレン」6巻を読了。

絶対可憐チルドレン 6 (6) 絶対可憐チルドレン 6 (6)

著者:椎名 高志
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

今回は新キャラクター、蕾見不二子の登場エピソードが中心

蕾見不二子は主人公側組織の影の首領で、実年齢80歳以上だが
超能力で20代の外見を保つキス魔のお色気キャラ。
敵組織のボスである兵部京介とは何やら訳ありのようで、
「絶チル」のプロフェッサーXとでも言うべき存在のようです。

今回はとにかく彼女のはた迷惑な性格と行動に振り回される
皆本が面白すぎ

JOJO擬音、仮面ライダー、ガラスの仮面、そしておまけ漫画の
明日のジョーと、パロネタもやりたい放題の傍若無人ぶりで
かなり笑ってしまいました。

ただでさえチルドレンや兵部に振り回されているというのに、
更に強烈なお方が出てきて、皆本は大丈夫なんでしょうか。
というか、この漫画に登場する皆本以外のキャラクターは全て
彼に受難を与えるために存在すると言っても過言ではないかと。w

また、テンポの良いギャグの連発で押しまくりつつ、
しっかり本筋の核心に触れる描写も交えて締めるところは締め、
一定の緊張感を常に維持
しているところは流石、椎名先生。

次巻以降の展開も楽しみです。

ところで、この漫画って1970~90年代の漫画や映画、SF小説が元ネタの
パロディーやオマージュが多いですね。
20代後半で、映画・漫画・小説全般が好きな私にはツボなネタが
多いんですけど、10代以下の読者が面白いのかどうかはちょっと心配。

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↓当ブログ内の「絶対可憐チルドレン」関連記事
椎名高志、復活!「絶対可憐チルドレン1~5巻」

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2006年9月18日 (月)

ギャグ漫画には毒が大切ってことですかね 「さよなら絶望先生」5巻

「さよなら 絶望先生」5巻を読みました。

さよなら絶望先生 5 (5) さよなら絶望先生 5 (5)

著者:久米田 康治
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

綺麗なカバーはこの漫画の特徴ですが、この巻もかなりの出来。
9月発売だけあり、秋っぽさを前面に出していて風情があります。
裏表紙のカエレの艶っぽさがかなりいいですね。

以下、エピソードごとのテーマと簡単な感想を。

『白い虚構』
テーマは「ホワイトライ(善意のウソ)」。
ウソっていうか、まあ、建前ってヤツですね。
本音直球の千里ちゃんが子供に宇宙人侵略説を教えてるのが笑えた。
いや、それはそれで真実じゃないだろ……。

『シミと毒出し』
テーマは「デトックス(毒抜き)」。
毒抜きされたBJの「保険証お願いしまーす」がツボ。
ちょっと、地味系医療漫画なBJ読んでみたいかも。
まあ、BJ自体初期のグロ描写が毒抜きされて、
ヒューマンドラマ色が強くなっていった経緯があるけど。
ところで、「ゴッドハンド輝」や「スーパードクターK」は
毒を抜いたらどうなるんでしょうかね?

『雪よ、さらば』
テーマは「ダメ雪解け(ダメ和解)」。
自転車のカゴにゴミ捨てられてたこと何度もありますが、
あれはかなり腹立ちますね。
天使と悪魔の和解って、いやダメ和解ですらないだろ、
完全に悪魔が勝ってるだろ、と。
千里じゃなくても、これをやられたら根に持ちますよ。

『注文は聞かない料理店』
テーマは「自己完結」。
そもそもこの漫画は自己完結してるキャラしかでてきません。
ていうか、これは久米田漫画全般に言えることか。
荒木先生に「人間賛歌」という永遠のテーマがあるように、
久米田漫画永遠のテーマは「自己完結」なのかと。

『身のたけくらべ』
テーマは「身の丈」。
身の丈にあったないことをしている人の例として
「6畳の部屋に60インチのプラズマTVを」ってのがありましたが、
これ、私の友人に実際にいます。5.1chの音響設備も完備で。
さて、話は身の丈から究極のセレブ死にとはなにかに発展。
マイセンの洗面器に張ったドンペリで溺死って、死ねるか!
どうせなら、ドンペリのプールに最高級の女とメルセデスで突っ込んで
心中しましょうよ、絶望先生。w

『ベタ・セクシャリス』
新キャラ、見たままワル少女「三珠真夜」登場。
見た目が露骨に悪そうだと逆にホントは悪くないんじゃと考えてしまうという話。
それにしても三珠真夜、出したは良いけど今後どう絡ませていくのか
見えてこないキャラではありますね。
『白い虚構』や『身のたけくらべ』でチラッと顔見せまでやってるのを
考えると今後も出番自体はあるのでしょうが。

『夢無し芳一の話』
テーマは「夢オチ」。
漫画界最大の禁忌って言う割には、頻繁に使われている夢オチ。
打ち切り時に強引に決着をつけるための最終手段ですね。
前作の「かってに改蔵」も夢オチの派生パターンでした。
ていうか、巻末の「紙ブログ」に裏事情が描いてましたけど
「改蔵」ってやっぱり打ち切りだったんだなあと。

『ヨボー家の人々』
テーマは「予防線(転ばぬ先の杖)」
「今回のネタかぶってませんよね」ってセリフがありますが、
「改蔵」の「前言い訳」とかぶってましたね。w
「ちょっとネタが被っただけでパクリと糾弾される世の中」云々に
共感を覚えた漫画家は多いんじゃないかと。
まあ、「改蔵」では逆に反感買いそうなネタも描いてたけど。
糾弾されても「錬金術」って言い張ればいいじゃないですか。w

『暗夜号路』
テーマは「ダメ暗号化」。
契約書とかわざと内容わかりにくく書いてるとしか思えない文章って確かに多い。
さて、わざとわかりにくくすれば、崇高に見えるという話に。
で、「自分を暗号化」
って、それは結果的に「自己完結」な人と同じでは……。
発言・行動的には同じなのに周囲の反応が違うのはナゼ?

『新しくない人よ 目覚めよ』
絶望先生の旧友登場という回。
とにかく旧いものが好きな彼の暴走ぶりはかなり強烈。
三珠真夜よりは使い勝手のよさそうな新キャラかと。
そーいや、「いくら旧好きといっても、新キャラなんですよね」
って、ツッコミがあるものと思ってたけど、なかったなあ。

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↓当ブログ内の「さよなら 絶望先生」関連記事
社会派漫画に傾倒中!? 「さよなら絶望先生 4巻」

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2006年9月16日 (土)

台風13号で思い出す、あのバンド

台風って、1号や2号といった名称とは別に
アジア名ってのがついているらしいですね。
チャンチーとか、ラナニムとか。

さて、現在、日本に近づいてきているのは台風13号
この台風のアジア名は「SHANSHAN(サンサン)」

ん、SHANSHAN……

どこかで聞いたことがあるような?

SHANSHAN……、SHANGSHANG……

サンサン……、シャンシャン……

はっ!

上々颱風(シャンシャンタイフーン)!!!!

上々颱風名曲撰I 上々颱風名曲撰I

アーティスト:上々颱風
販売元:エムアンドアイカンパニー
発売日:2005/12/14
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懐かしっ!!!

 

いや~、「愛より青い海」とか、「狸合戦ぽんぽこ」の主題歌とか
かなり好きでした。

平成狸合戦ぽんぽこ 平成狸合戦ぽんぽこ

販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2002/12/18
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「入った人だけ守ってあげる どくしん時代」なんて、
出演CMもあったなあ。

底抜けに陽気でありながら、どことなく物悲しくもある
琉球音楽とアジアの民謡が入り交じった独特のメロディに
魅了されていた頃が懐かしい。

これを気に、また、聴いてみようかな。w

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2006年9月13日 (水)

悪くはないけど…… 「キングダム・オブ・ヘブン」

リドリー・スコット監督、オーランド・ブルーム主演の
「キングダム・オブ・ヘブン」を鑑賞。

キングダム・オブ・ヘブン (2枚組 プレミアム) キングダム・オブ・ヘブン (2枚組 プレミアム)

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2006/04/28
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「十字軍」という1000年ぐらい前の史実を通して、9・11テロ以降の
世界情勢を中世の世界に投影し、反戦を訴えている点は良いのですが、
率直に言って、一度見ただけでは展開が唐突すぎてストーリーに
ついていけず登場人物に感情移入することもできませんでした

冒頭からいきなり主人公の前に父親と名乗る騎士が現れたかと思うと、
すぐに父を尊敬し、その後父の理想を受け継いで主人公も騎士になる
というかなり駆け足な展開。

なんでも、元々4時間近い内容を編集で2時間弱の尺にしたのだとか。
そのため、ドラマかなんかの総集編を見ているかのような感覚に……
本当はもっと親子の葛藤のドラマとかがあったのかなと思うと、
かなりもったいなく感じます。

また、「十字軍」は日本人にはあまり馴染みが薄い題材ですが、
時代背景に関して説明する描写はほとんどありません

高校の世界史で教わる程度の知識で、本作で主人公が置かれた状況や、
この時代特有の倫理観を理解するのはかなり難しい
かと。
この点は別に制作者が悪いわけではありませんが、
日本での興行成績が芳しいものではなかった理由は納得できました。

予告編やTVCMではロマンス要素など娯楽性を強調していましたが、
リドリー・スコット監督の代表作の一つである
「グラディエーター」のような面白さを期待して見た人は
期待外れと感じてしまうのでは?

ただ、イェルサレムの仮面の国王を演じるエドワード・ノートンなど、
俳優陣は素晴らしい演技を披露しており、戦闘シーンの迫力も
中々のもの
で、決して見所のない作品というわけではありません。

「十字軍」の欺瞞が様々な視点からしっかりと描かれている点も
好感
が持てます。

そのため、「十字軍」の時代背景、この時代の価値観を予習した上で
再度見直せば、一度目では気づかなかった良さが見えてくるようにも
思えました

まあ、そこまでして見直そうという気力を奮い起こすのは
かなり大変なんですけど……。

ところで、本作のオーランド・ブルームは鍛冶屋から騎士に
転職する青年という役。
大作映画のオーリーは鍛冶屋か弓の達人のどちらかしかないのか!
って、ツッコミたっくなりました。w

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2006年9月11日 (月)

羽海野先生お疲れ様でした 「ハチミツとクローバー」10巻

「ハチミツとクローバー」10巻を読みました。

ハチミツとクローバー 10 (10) ハチミツとクローバー 10 (10)

著者:羽海野 チカ
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「ハチミツとクローバー」はこの巻で完結

キャラクターそれぞれの結末は大体おさまるところに
おさまった感じでしたが、ただ一人、
花本先生は最後の最後でやってくれたなあ、と。

本心暴露シーンは、山田と同じように私もプチパニックに……。

え~~~~!

親子愛や兄妹愛だと思ってたけど、違ったんだ~。

ぼ~ぜん。

まあ、確かに圏外だと思っていたけど20代と30代、別に悪くはない。

森田とはぐちゃんはどちらも天才であるがゆえにお互いを
深い部分で理解しあえるけれども、支えあえるかというと
それはまた別って感じだし、納得の結末ではあります

大詰めの竹本とはぐちゃんの別れのシーンは
モノローグ、キャラクターの表情、コマ運び、
全てが美しい

さらに、脳内BGMで「魔法のコトバ」が流れてきて、
余計にグッときました。w

「ハチクロ」は全10巻という長いようでいて短い物語の中に、
楽しさや、みっともなさ、はかなさといった「青春」ならではの
要素がぎっしりと高密度に詰まった本当に素晴らしい作品でした。

羽海野チカ先生に、「高純度の高級ハチミツのような作品を
ありがとうございました!」、ってお礼を言いたい
です。

 

 

ところで、10巻は本編の分量が半分くらいで、
あとは「ハチクロ」番外編と読みきり短編を
それぞれ2編収録という構成。

どの短編も素晴らしいできですが、中でも最後に収録の
「星のオペラ」は白眉!馬良さんですよ、馬良さん。
(「白眉」って、三国志好き意外には意味不明なのかな?)

この作品は「ドラえもん」のひみつ道具を一つ使って作品を
描くというお題の元に作られたとのことですが、
羽海野チカ先生が選んだひみつ道具は
全アイテム中トップクラスの実用性を誇る反面、
ロマンはあまり感じさせないアイテム。

ところが、この短編は読後に心がじんわりと温まる、
すごくロマンに溢れた良いSF
になっているんですね。
「SF=すこしふしぎ」という藤子テイストを継承しつつ、
羽海野先生の作家性も感じさせる手腕が見事。

次回作でどのような物語を紡ぐのか、今からとても楽しみです。

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最終章突入!「ハチミツとクローバー」9巻
漫画原作映画の成功作がまた一つ。 「ハチミツとクローバー」

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2006年9月10日 (日)

四国のうどんは世界一ィィィィィ! 「UDON」

香川県名物のさぬきうどんをテーマにした本広克行監督の最新作、
「UDON」を観てきました。

Udon_2

物語は故郷を捨て、コメディアンを目指して渡米したものの
夢破れて戻ってきたユースケ・サンタマリア演じる製麺所の息子が
トータス松本演じる親友や小西真奈美演じるタウン誌編集者らと
共に麺通団を結成しうどんブームを仕掛ける前半と、
ユースケの父親が急死したため、ユースケとその仲間たちが
父の味を継承しようと努力する後半の二部構成。

前半はユースケたち麺通団の成功と挫折ををコミカルかつ
爽やかに描いた青春ドラマ、後半は息子と姉・父の和解を
描いたヒューマンドラマという二つの異なる魅力を持つ作品です。

また、実在の名店が次々に登場し、本場ならではの食べ方、
楽しみ方が紹介されていくあたりはグルメ情報番組、
麺通団がグルメ記事の常識を打ち破る記事を発案するくだりや、
父の四十九日までに父の味を継承したうどん作りを目指すくだりは
「プロジェクトX」や「ガチンコ」、「貧乏脱出大作戦」などの
ドキュメンタリーやバラエティーを見ているような面白さ

CGアニメやライブシーンもあったりして、映画の中にTV番組の
プログラムが全て詰め込まれているようでもありました。

テレビ出身の本広監督だけあって、テレビ番組制作のノウハウが
上手く生かされている
あたりは流石です。

Udon02

実話を基にしたエピソードをところどころ織り交ぜることや、
ユースケとトータス松本の演じるキャラクターの設定が
それぞれのパブリックイメージをそのまま反映していることで、
フィクションとしてかなり誇張された物語になっていながら、
ノンフィクション的なリアリティーを与えている点も巧み。

ありえないドジッ娘ぶりが可愛らしいヒロインの小西真奈美や、
テンポの良い掛け合いで笑わせてくれる片桐仁と要潤コンビなど、
登場人物も愛すべき人達揃いで好感が持てます

まあ、正直言って、色々な要素を詰め込みすぎたせいか
この映画で一番伝えたいことが何かがあまりはっきりしていない点や、
人物の心情変化ナレーションでの説明に頼りすぎている部分、
麺を打つ時にユースケだけ帽子を被らないのは何故?
それは衛生的にまずくないか?
などと、ツッコミをいれたくなる部分も多々ありますが、
見終わった後、前向きな気持ちになれる内容です。


私はかなり楽しめました

Udon04

ところで、映画を見た日の私の夕食ですが、
「やっぱ、うどんでしょ!」
って、ことでうどんを食べてきました。

行ってきたのは、大阪中央区なんばウォーク内にある
四国うどんナンバウォーク東店」。
どうせ食べるなら四国にこだわろう、ってわけで、
その名もずばりな所に入ってみた次第。

コシのある麺の美味さと気さくな人柄の店の人が、
印象的な良いお店でしたよ。

しばらくはうどんにハマッてしまうかも。w

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2006年9月 7日 (木)

小畑健氏逮捕でどうなる「デスノート」

今日は非常にショッキングなニュースがありました。

「デスノート」の作画担当、小畑健氏が銃刀法違反の
容疑で逮捕
された事件のことです。

以下、産経新聞の記事から抜粋。

ライトのせいで…「デスノート」作者、小畑健容疑者逮捕
 
乗用車の中にナイフを所持していたとして、
警視庁石神井署が銃刀法違反の現行犯で、
漫画家、小畑健容疑者(37)=東京都武蔵野市境=を
逮捕していたことが7日分かった。

小畑容疑者は人気漫画「DEATH NOTE(デスノート)」などで
知られ、「キャンプに使うために持っていた。申し訳ないことをした」
などと供述している。

調べでは、小畑容疑者は6日午前0時30分ごろ、同区大泉町の路上で、
乗用車のコンソールボックス内にアーミーナイフ(刃渡り約8.6センチ)
を所持していた。パトロール中の同署員がライトが切れた乗用車を発見。
運転していた小畑容疑者を職務質問し、キーのアクセサリーに
小さなナイフが付いていたことから車内を調べたところ、見つかった。

デビューの頃から応援し続けてきた好きな漫画家さんだけに
とてもショックです。

先日の木村一八氏の事件から予想すると、
小畑氏も起訴猶予ですむとは思われますが、
復帰後「週刊少年ジャンプ」本誌では連載が難しくなるかと。

微罪での逮捕ではあるものの、テレビアニメや映画後編に与える
影響も非常に心配
です。
特に映画は中村獅童氏の事件もあることだし……。

それにしても、今回の事件を通して刃渡り6cm以上であれば
捕まることを知りました。
十徳ナイフやカッターナイフでも捕まる可能性があるわけで、
銃刀法、甘く見てるとかなり怖いなあと。

ところで、産経新聞の記者、「ライトのせいで…」って見出しはどうなんだ。
上手いこと言ったつもりかー!
って、実際上手いけど。

ともかく、小畑先生には微罪とは言え罪は罪なので
しっかりと反省してからカムバックしてほしいです。

久米田康治氏や木多康昭氏あたりがネタにしそうな気がしますが、
それも社会的制裁として受け入れ、これからもより良い漫画を
発表し続けるよう頑張ってもらいたいと思います。

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↓当ブログ内の「デスノート」関連記事
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ついに完結!「DEATH NOTE」12巻
西尾氏ならではのノベライズ 「DEATH NOTE アナザーノート
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2006年9月 6日 (水)

面白さ加速中! 「スティール・ボール・ラン」9巻

大河漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのpart7である、
「スティール・ボール・ラン」9巻を読了。

スティール・ボール・ラン 9 (9) スティール・ボール・ラン 9 (9)

著者:荒木 飛呂彦
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

前巻のリンゴォ・ロードアゲイン戦が非常に濃密な
名エピソードでしたので、9巻も期待しておりましたが、
予想通り荒木飛呂彦氏のずば抜けた画力と演出力が
冴えわたる質の高い内容
となっておりました。

読者の想像を凌駕する能力者同士の超絶バトルはもちろん、
窮地に追い込まれた非力な女性であるルーシー・スティールが
いかにピンチを切り抜けるかという正統派のサスペンスが
きっちり描かれていたりする部分もポイント高いかと。

久々に再登場のマウンテン・ティムも良い味出してて
良かったですね。

ルーシーにフラレても彼女への思いを貫いてみせる彼も
「男の世界」を体現したキャラクターだなぁと。
ルーシー口説いてる時は「ロリ野郎!」とも思いましたが、
散り方がかっこよすぎなんで許す。w

ジャイロ、ジョニィともっと共闘してほしかったので、
今巻でサヨナラなのは残念ですけど。

掲載誌の移動など波瀾のあったpart7ですが、
いよいよ本格的に波に乗り、かなり面白くなってきています
今後どのように話が転がるのか続きがとても楽しみですよ。

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2006年9月 5日 (火)

そろそろ山崎を表紙にしてやってもいいんじゃない?と思わなくもない 「銀魂」14巻

銀魂 第14巻 (14) 銀魂 第14巻 (14)

著者:空知 英秋
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「銀魂」14巻、表紙は九ちゃんでしたか……。
前巻で初登場の割には表紙起用早いなあ。
山崎退や坂本辰馬、服部全蔵の立場は……。w

まあ、服部全蔵は15巻表紙の確率高そうですが。
次巻に服部の主役エピソードが収録されるはずなので。

さて、表紙の話はこれぐらいにしておくとして、
本編の感想といきましょう。

14巻は丸々長編エピソード「柳生編」を収録というわけで、
今回はバトルシーンの占める率がかなり高め

各キャラクターそれぞれにかっこいい見せ場が用意されており、
キャラクター好きな人は必見の巻となっていますね。

特に土方は一番おいしいところをかっさらっております。

本家新撰組の土方ばりの不器用な男の生き様を見せつけてくれ、
かなりかっこよかった。

近藤との熱い絆が語られる過去エピソードなど、
力が入っていて良かったです。

司馬先生の「燃えよ剣」で新撰組にハマった私としては
真撰組の土方も応援しているキャラクター
なので、土方大活躍の14巻は大満足でした

ところでドSコンビに皿で目隠しされる土方、
九ちゃんというよりも、高杉とキャラ被ってんじゃねーか!
と思ってしまったのは私だけでしょうか。w

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2006年9月 2日 (土)

爽やか青春ホスト映画 「ウォーターズ」

インターネットテレビの「GYAO」で期間限定配信中(9/1~9/4正午)の
「ウォーターズ」を見ました。

ウォーターズ 初回限定盤 ウォーターズ 初回限定盤

販売元:エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
発売日:2006/09/06
Amazon.co.jpで詳細を確認する

詐欺にあったことがきっかけで、ホストになった7人の男性が
悪戦苦闘しながら海辺のホストクラブを運営する話です。

正直、特に期待せずに軽い気持ちで見た本作、
面白くなければ途中で見るのを止めるつもりでしたが、
なかなか楽しめる作品で、結局最後まで鑑賞。

本作は「水商売」が題材ではあるものの、
実質は7人の男たちの友情を中心に描いた純然たる青春映画

そのため、本作には酒を飲んではトイレで吐いてを繰り返すといった
ホストの実情や、ホスト同士のNo.1争いといったものは描かれないので、
「夜王」や「黒い太陽」のような水商売の内幕暴露的な話に
期待する人には肩透かしかもしれません。

ただ、私はのど越し爽やかなこういう水商売ものも
これはこれでありかなって思いました。

ストーリー展開がかなり駆け足で、構成が荒削りな面はあるものの、
7人のイケメンホスト陣、それぞれの個性がしっかりと表現されていたり
オチにヒネリが利いてて、甘口な中にもビターな味わいがあったりと、
全体的にまとまりがよく好感の持てる作品です。

あと、主人公達を支えるマスター役として出演の原田芳雄と
その娘役の成海璃子は絶妙なキャスティングで◎

それぞれの演じる役にぴったりはまっており説得力を与えていました。

特に成海璃子は自分を「白雪姫」、7人のホストを「ドアーフ」に
例えるという普通に考えればとんでもない性格の女の子なんですが、
それを嫌味なく好感の持てるキャラクターとして演じています。

「水商売」=「チャラチャラしている」と思われそうな映画ですが、
青春映画の佳作といってよい出来なので、題材に抵抗を持つ人でも
騙されたと思って一度見てみる価値はあるかと思いますよ。

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