漫画原作映画の成功作がまた一つ。 「ハチミツとクローバー」
人気少女マンガ原作の青春映画、
「ハチミツとクローバー」(略称、ハチクロ)を
見てきました。
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ハチミツとクローバー ~恋に落ちた瞬間~ 販売元:角川エンタテインメント |
↑※ 公開直前スペシャルDVDです。
まず、言っておくと映画版「ハチクロ」は
登場人物の性格やストーリー展開に
かなりアレンジが加えられています。
そのため、原作ファンの中には原作との違いに戸惑い、
拒否反応を示す人も少なからず存在すると思われます。
かくいう私も登場人物の性格の違い
(特に森田・真山・山田の3人)が気になって
最初は映画に集中できませんでした。
ただ、片思いという感情の微笑ましさや切なさ、
残酷さといった「ハチクロ」の本質は
映画版でもしっかりと表現されており、
映画を見終わった後に抱いた感情は
原作の読後感と同質のものでした。
演出や俳優陣の演技によって、登場人物の恋愛や芸術への
思いの深さが丁寧に表現されており、
中盤からは設定上の差異が気にならなくなりました。
本作は原作の本質を上手く抜き出して再構成し、
映画に変換することに成功した作品と言えます。
なお、俳優陣はみな好演していますが、
蒼井優の存在感は格別。
本来、漫画だからこそ表現可能な透明感を持ったヒロインを
生身で表現しきった点は映画に絶大な力を与えていました。
また、スピッツが歌う主題歌「魔法のコトバ」も、
青春時代の甘酸っぱさを思い起こさせる
ノスタルジックな雰囲気が上手く表現されており、
「ハチクロ」にとても合っていました。
ただ、「魔法のコトバ」が名曲すぎて、
スガシカオが提供した「アオゾラペダル」の
存在感が薄れてしまったようにも……。
スガシカオは「デスノート」の時も
提供した曲が目立っていませんでしたが、
めげずに頑張ってほしいですね。
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