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2006年7月17日 (月)

最終章突入!「ハチミツとクローバー」9巻

「ハチミツとクローバー」9巻を読みました。

ハチミツとクローバー 9 (9) ハチミツとクローバー 9 (9)

著者:羽海野 チカ
販売元:集英社
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最終章の開始を告げる巻ということで、
この巻では森田兄弟の秘密が明かされたり、
はぐを突然の不幸が襲ったりと、
急速に物語が動き出していきます。

今までのゆったりとした展開に
心地よさを感じていた私としては、
急展開に戸惑いと寂しさを感じてしまいましたが、
モラトリアムな時代がいつまでも続かないのも事実。

主要登場人物全てが青春時代の終わりをむかえる
年齢になった以上、この展開は必然と言えますし、
作品を美しくまとめ上げて終わらせるには
今が絶好のタイミングなのでしょう。

一読者として、登場人物たちそれぞれが、
どう自分の才能や不器用さ、純粋さと向き合い
旅立っていくのかを見届けたい
と思います。

ところで、森田兄弟が子供時代に住んでた家、
たむらしげる氏の絵本のような非現実感漂う
メルヘンなデザインがとても素敵
ですね。
森田兄弟が感性豊かに育つのも納得です。

それだけに自らも傷つきつつ、性に合わない復讐を
完遂する森田兄弟の現在の姿が余計に痛ましいわけで。

また、「ハムレット」のヒロイン「オフィーリア」を
モチーフにしたchapter.57の扉絵も非常に印象的

ジョン・エヴァレット・ミレイの
名作絵画「オフィーリア」のモデルを務めた
エリザベス・シダルはオフィーリアと
同様に悲劇的な最期を遂げましたが、
はぐの未来はどのようになるのでしょうか?

ただ、扉絵がミレイの「オフィーリア」と
左右の位置関係が逆なことから、
悲劇的な結末にはならない暗示と受け取っても
良いのかなとも思えます。

いずれにしろ、結末に向けて動き出した「ハチクロ」、
ますます目が離せなくなりました

来週から公開の映画版も多少の不安はありますが、
楽しみです。

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