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2006年6月12日 (月)

ノワールの異色作「ベルベット・レイン」

香港の新旧人気俳優競演の「ベルベット・レイン」
見ました。

ベルベット・レイン ベルベット・レイン

販売元:日活
発売日:2006/02/10
Amazon.co.jpで詳細を確認する

※ 本文中に「ベルベット・レイン」の結末に
   間接的に触れる記述があります。
   未見の人はご注意ください。

キャストとパッケージ裏のストーリー紹介から、
「インファナル・アフィア」の二匹目のどじょう的作品と思いつつ、
スタイリッシュな雰囲気に惹かれてレンタル

で、香港ノワールにアメリカンニューシネマや
1990年代ネオヤクザ路線のテイストも加わった
スタイリッシュなのか泥臭いのかよくわからない
妙な味の作品になっていました。

正直言って、ウォン・カーゥアイ的なアートっぽさを
これみよがしにアピールした演出と、
アメリカンニューシネマの安直な模倣のような
序盤から中盤のだらだらした展開が
かなり鼻につき面白いとは感じませんでした。

ただ、結末のまとめ方は見事。

まさかそう来るとは!!
と、エンディングで唸ったのは久しぶり

私の知る限りマフィア映画であの仕掛けを使ったのは
本作が初だと思います。

小説で例えると、馳星周を読んでいたはずが、
作者が実は貫井徳郎だったみたいな。

「インファナル・アフィア」三部作も
ミステリー色の強い展開ではありましたが、
本作はそれ以上。

結末で評価が一気に上がった珍しい映画でした。

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コメント

TBありがとう。
構成は、見事ですね。

>小説で例えると、馳星周を読んでいたはずが、
作者が実は貫井徳郎だったみたいな。

なかなか、いい喩えです(笑)

投稿: kimion20002000 | 2006年8月11日 (金) 13時18分

kimion20002000さん、
コメントありがとうございます。

あの例え、わかっていただけたようで
嬉しいです。w

投稿: トミー | 2006年8月12日 (土) 10時34分

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» NO.130「ベルベット・レイン」(香港/ウォン・ジンポー監督) [サーカスな日々]
香港映画界は若手とベテランが、 上手にタッグを組んでいる。 「インファナル・アフェア」のシリーズより、前と後では、香港映画の映画作法は大きく、異なっている。好き嫌いは別にして、もう、昔の「香港映画」とりわけ暗黒社会を描いた作品に、戻ることはできない。香港映画界を代表するスタッフの意識と方法が、飛躍したのだ。こうしたエポック・メイキングな作品の登場によって、それぞれの国における、映画史は、新しい段階をむかえてい... [続きを読む]

受信: 2006年8月10日 (木) 18時06分

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