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2006年6月21日 (水)

2005年度最高傑作「ALWAYS 三丁目の夕日」

昨年の日本アカデミー賞を総なめにした
「ALWAYS 三丁目の夕日」を見ました。

ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版 ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版

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正直言って、鑑賞前は昭和30年代を再現した
精巧なCGを一番の売りの映画だと思っていました。

感動作とは言っても、古典的でベタな人情話が
展開するだけで、涙腺を刺激することはないだろうと
思っていたのですが・・・・・・、

鑑賞後、それは愚かな思い込みであたっことに
気づかされました。

この映画、確かに展開はベタではあるのですが、
演出と俳優陣の演技が非常に高いレベルにあり
しっかりと見る者を感動させるものに仕上がっています

貧乏作家の茶川と淳之介少年、居酒屋のヒロミの交流や、
鈴木オートと青森から集団就職してきた六子の交流が
誠実な演出で丁寧に描かれていくことで、
ベタの気恥ずかしさがなくなり、
純粋な感情の暖かさを感じ取れました。

昭和30年代の様子の再現にCGが貢献をしているのは
事実ですが、CGのみにに頼ることなくシナリオ面でも
しっかりと時代性を感じさせるささいなエピソードを
盛り込んでいる点も見事
でした。

例えば、タクマ先生が酔いつぶれて戦争で失った
家族の夢を見るエピソード。

このエピソード一つで、戦争が尾を引く時代の切なさと
狸に化かされるという考え方が残る時代の暖かさが表現され、
昭和30年代という時代の立ち位置が明確になっていました。

笑いを誘う場面と感動を呼ぶ場面のメリハリが絶妙で、
上映時間の間一切飽きを感じさせない点も素晴らしい。

最高のCGで昭和を再現した美術、人々の交流の暖かさを
見事に表現したシナリオと演出、俳優陣の名演、
全てが高いレベルに達した本作は
まぎれもない2005年度の最高傑作だと思います。

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コメント

こんにちは(⌒∇⌒)ノ”
最初のほのぼのした単調な感じから、一気に引き込まれていくという吸引型のような作品でした。
いや~、本当におもしろかったです。
こちらにも、またお邪魔しますね♪

投稿: 沙良@稲葉以外♪ | 2006年6月22日 (木) 22時28分

沙良@稲葉以外♪ さん
TB&コメントありがとうございます。

昭和30年代の暖かい世界に
引き込まれる映画でしたね。
シナリオ、演出、美術、俳優、
全てが完璧な映画だったと思います。

またの来訪お待ちしております。

投稿: トミー | 2006年6月22日 (木) 23時09分

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ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 レンタル店でも大人気の作品。 イメージで「どうかなぁ?」と思っていたんですが、どっこい。 ・・・いい話じゃないですか(笑) 「春の雪」を見て、じわっとも来なかった私。 が、こういう作品には弱いらしいです。 出ているのが皆主役クラスなので、上手い上手い。 なので、余計に自然にじんわりと見せちゃうんでしょう。 新人扱いの堀北真希はともかく、他のベテラン陣を始め、子役までもがめちゃくちゃ上手い。 一番惹かれたのが、古行淳之介役の須賀健太くん... [続きを読む]

受信: 2006年6月22日 (木) 22時24分

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