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2006年5月30日 (火)

今村昌平監督ご逝去

5月30日、「楢山節考」や「うなぎ」などで知られる
今村昌平監督が逝去されました。

私は上記の二作品と「カンゾー先生」を
鑑賞したのみですが、
人間の欲望を冷静に描きつつ、
語り口からは登場人物への
暖かさもしっかりと感じられることに
感銘を受けました。

監督の作品から、
人間を過度に善良にも醜くも描かず、
ただありのままの人間を撮ろうとする
意志を感じました。

人間の内面を撮ることができる
監督だったのだと思います。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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2006年5月29日 (月)

最恐子役、ダコタ・ファニングに脱帽「ハイド・アンド・シーク暗闇のかくれんぼ」

ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2006/01/07
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ロバート・デニーロとダコタ・ファニングという
キャスティングに惹かれて見た映画です。

ラスト15分でのドンデン返しを売りにしていますが、
サイコサスペンスとしては割とベタな状況設定と、
あまりにも露骨なミスリードの連発により、
前半30分でクライマックスの展開をほぼ正確に
予測することができてしまいました。

暗く不気味な雰囲気を醸し出す演出自体は
良いのですが、ひねりが足りていません。

「結末を明かさないでください」系の宣伝は
綾辻行人氏などのミステリーが好きな人には
むしろネタバレなのでやめてほしいですね。

なので、ストーリー自体には魅力を感じませんでした。

ただ、ロバート・デニーロとダコタ・ファニングの
演技は素晴らしかったので、
元々俳優目当てで見た私としては充分に満足
です。

ダコタ・ファニングはこれまでの出演作のような
溌剌とした性格の少女役も良いのですが、
色白の風貌に天性の演技力が相まって、
本作の幽霊に憑かれたかのように陰気な少女役も
非常にはまっていました。

映画自体は物足りない部分が多いのですが、
名優二人の演技を楽しむだけでも
レンタルで見る価値はある
と思います。

なお、DVDには劇場公開版エンディングと異なる
アナザーエンディングも収録されていましたが、
私はアナザーエンディングの方が
綾辻行人の「囁き」シリーズ的な余韻が残る
終わり方になっていて個人的には好み
でした。

↓「ハイド・アンド・シーク」の雰囲気が好きな人にオススメです。

緋色の囁き 緋色の囁き

著者:綾辻 行人
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暗闇の囁き 暗闇の囁き

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2006年5月28日 (日)

サスペンス映画として傑作「ダ・ヴィンチ コード」

2006年度最大の話題作、
「ダ・ヴィンチ コード」を見てきました。

私は原作を読まずに映画を見たのですが、
ストーリーがわかりにくいと感じることなく
楽しむことができました。

原作のあらすじや映画の宣伝からは
「宗教学者である主人公が西洋史に秘められた謎を
ダ・ヴィンチの絵画に隠されたたメッセージなどを
元にして解明していく」という
筋書きが強調されていましたが、
実際に映画を見ると、作り手たちは
「殺人の容疑を着せられた主人公が警察や真犯人の
追跡をかわしつつ、真相を解明していく」という部分を
むしろ重視して映画を構成
したように思えました。

様々な窮地をどのように打破するのか?
真の黒幕は誰なのか?

といった緊張感溢れるサスペンスシーンを畳み掛けることで、
西洋史に興味のない観客にも映画ならではの
「動」の面白さを感じさせる
仕上がりとなっています。

確かに原作本来の魅力と思われる
暗号の謎を解明する過程や西洋史のうんちくに
詳しくなれるといった面白さが
映画では薄れている
かも知れません。

「静」の場面となる暗号の解読や
うんちくを語る場面を今以上に長くすれば
映画として退屈になることは予想できるため、
この部分の省略は適切
であったとは思いますが。

また、被害者自身が見立て殺人と
間違われそうな程に大掛かりな
ダイイング・メッセージを残す点や
クリプテックスの暗号が単純な連想で
解けてしまう解答である点は、
ミステリーとして物足りなく残念に感じました。

日本人にとっては、イエスの秘密や真犯人の動機が
殺人事件の原因になるほど重要とは思えるものではなく
共感しにくいことも評価が分かれる
点と思います。

カンヌでの賛否両論や宗教団体による批判など、
様々な点で話題の作品ですが、
豪華キャストの演技は流石と言える巧みさであり、
名匠ロン・ハワードの演出も冴えています。
娯楽作品としては間違いなく一級品の完成度なので、
一見の価値は充分にありますよ。

↓次は原作小説を読んでみようと思っています。

ダ・ヴィンチ・コード(上) ダ・ヴィンチ・コード(上)

著者:ダン・ブラウン
販売元:角川書店
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2006年5月26日 (金)

実現可能!? 光学迷彩!

「攻殻機動隊」

「ドラえもん」

「ハリーポッター」・・・・・・

着用者の姿を消すことのできるアイテムが
登場するSFやファンタジー作品は多々ありますが、
どうやらこのアイテム、実現可能らしいです。

読売新聞によると、
英米の科学者によって米科学誌サイエンス電子版に
「物体を見えなくする素材の開発は可能」とする
論文が発表されたとのこと。

この理論が実用化されれば「攻殻機動隊」の光学迷彩も
「ドラえもん」や「ハリーポッター」の透明マントも
夢ではなくなります。

ただ、日常生活で人間や物を見えなくする
必要性をあまり感じないので、
この技術、実際に実用化されても
軍事活動以外の有効活用が難しそうに思えます。

フィクションに登場する分には面白いアイテムですが、
軍事目的なら実用化はやめてほしいですね。

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2006年5月23日 (火)

激ヤセの秘密は!? 「キング・コング」DVD発売間近

もうすぐ発売の「キング・コング」のDVD。

劇場公開時に見逃してしまったため、
5月25日の発売日が楽しみです。

ところで、本作は映画の内容だけでなく
ピーター・ジャクソン監督の
激ヤセ具合も話題になりましたが、
「プレミアム・ボックス」版に収録される映像特典で
その辺の事情が語られるのかどうかが
気になったりもします。

「ロード・オブ・ザ・リング」から、
「キング・コング」までの間に
35kg痩せた監督。

いったい、監督に何が起こったのか……。

見てみたいような、見てみたくないような。w

 

キング・コング プレミアム・エディション DVD キング・コング プレミアム・エディション

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2006/05/25
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2006年5月20日 (土)

ブタバコの錬金術師 「プリズン・ブレイク vol.2・vol.3」

プリズン・ブレイク コレクターズ BOX1 プリズン・ブレイク コレクターズ BOX1

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2006/06/16
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冤罪で死刑執行間近の兄を助けるため、
エリート建築士の地位もあっさり捨てる主人公マイケルの
脱獄劇を描く話題のドラマ「プリズン・ブレイク」

今日はvol.2、vol.3を見ました。

vol.2からマイケルの頭のよさが本格的に描かれ、
より目の離せない展開になってきました。

化学の知識を独学で見につけ、
金属を溶かす薬品までも自作してしまうあたり、
「ブタバコの錬金術師」といったところでしょうか。w

マイケルの緻密な脱獄計画の妨げとなる事件が
次から次に発生するハラハラし通しのストーリー、
完全にハマってしまいました。

しかも、vol.3はこれ以上ないって言うほど
続きが気になるところで終わってしまいます。

 

vol.4、本当に待ち遠しいです。

 

 

 

早く、6月16日になれ~。

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2006年5月19日 (金)

たまには吹き替え

海外映画は「字幕で見る」or「吹き替えで見る」という
二通りの選択肢が基本的には存在するのですが、
一般的には「字幕で見る派」が優勢で、
「吹き替え」はテレビで放映してる時くらいしか
見ないよ、という人が多いかと思います。

かくいう私も映画本来の雰囲気と
役者本来の演技を楽しみたいことから、
初見の際は必ず字幕版を鑑賞するようにしています。

レンタルで映画を借りる時もメディアがビデオしかなかった頃は
お目当ての作品の字幕版が全て貸し出し中で、
日本語吹き替え版しか残っていない状況だったら、
その作品がどんなに見たいと思っていた作品でも
その日は諦めて、字幕版が空くまで待ったものです。

ところが、現在はメディアの主流がDVDになり
字幕と吹き替えの両方が収録されるようになったことから、
気に入った映画を再見する際は
「吹き替え版で見てみるかな」
心に余裕が生まれるようになってきました。w

で、吹き替え版で見てみると、
字幕版とは異なる良さがあることに気づかされました。

まず、字幕を追う必要がなくなることで画面の隅々を
観察する余裕が生まれ、舞台背景や衣装の細部の
美しさといった新たな魅力を発見する機会が増えます。

そして、声優が演技の上手な方の場合、
俳優自身の肉声で聞くのとは異なる魅力が
感じられることがあります。

一例として、ニコラス・ケイジ氏の声を
担当することの多い大塚明夫氏
大ヒットゲーム「メタルギア ソリッド」シリーズの
スネーク役や、アニメ「ブラック・ジャック」の
ブラック・ジャック役で有名なベテラン声優です。
氏の魅力である渋く深みのある声でニコラスの
男前度がニないし三割り増し
されます。w

DVDの魅力は高画質な点だけでなく、
字幕、吹き替え両方を楽しめる
一粒で二度おいしい所
にもあるのですね。

「ニコラス・ケイジ」出演作品↓

ザ・ロック 特別版  ナショナル・トレジャー 特別版 フェイス/オフ 特別版 60セカンズ ディレクターズ・カット版 アダプテーション【廉価版2500円】

「大塚明夫」出演作品↓

ブラック・ジャック 劇場版 GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 Limited Edition イノセンス スタンダード版 機動戦士ガンダム 0083 STARDUST MEMORY vol.1 ファイナルファンタジーXII 特典 FFXII/iTunes Custom Card付き

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2006年5月17日 (水)

プリズン・ブレイク vol.1

プリズン・ブレイク vol.1 プリズン・ブレイク vol.1

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2006/05/11
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「24」に匹敵するサスペンスドラマの傑作として話題になっている

「プリズン・ブレイク」のvol.1を見ました。

 

導入部となるvol.1では高い知能を持つ主人公、マイケルが

陰謀に巻き込まれた兄を救うために刑務所に入る過程や、

死刑執行が迫る兄の緊迫した状況がテンポ良く語られており、

ストーリーの面白さに引き込まれます。

 

特に第一話ラストで主人公のタトゥーの意味が

明かされるくだりは、計画した脱獄計画の

緻密さと大胆の一端を示しており、

今後の展開の面白さを期待させる

名場面となっています。

 

このシーンを見てしまったら、最後まで見ないといけないなと

思わせるみごとなつかみです。

 

死刑執行までの30日までの間に兄弟の脱獄は成功するのか?

シークレットサービスが暗躍する程の陰謀の真相とは?

様々な謎に満ちたこのドラマ、かなりハマってしまいそうです。

 

ところで、脱獄ものは汚い・暗い・怖いという

負のイメージが強い刑務所が舞台となることから、

従来は男性にしか受けないジャンルでしたが、

本作は兄弟愛などの

人間ドラマにも重きを置いたストーリーであることや

主人公役のウェントワース・ミラーがイケメン

であることから女性にも支持される作品になりそうですね。

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2006年5月16日 (火)

ブログデビュー

今日から、ブログを始めるトミーです。

映画やドラマなどの映像作品から、小説、漫画などの出版物まで、

娯楽作品なら何でもありで私が楽しんだ作品に対しての

感想を述べていくブログです。

よろしくお願いいたします。

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